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超普通の販売員が「個性」をだすにはどうしたらいい?

「みんな似たような接客をしてる。もっと個性を出そう‼︎」

とあるロールプレイング大会の総評で偉い方が言いました。

「個性を出せって言われてもどうやって?」

「私みたい人間たくさんいるんですけど。」

私は内心、こんな風に感じていました。

キャラが濃いわけでもなく、面白いことができるわけでもない、至って普通の自分を思い知らされているみたいで、「個性を出して」と言われること自体がプレッシャーでとても嫌でした。

その反面、

「販売員も個性が大切」

というのは年々実感しています。

モノが溢れ・モノがどこでも簡単に手に入る時代。

モノではなく「この人に会いたい」と誰から買うかが大切になってきています。

個性がない=印象に残らない販売員だとお客様から選ばれず、次第に売れない販売員になってしまうでしょう。

私は、エリアマネージャーやトレーナーとして全国の1000名以上の販売員の育成に携わってきました。

私自身が「個性をだす」ことに苦労し、超普通の販売員だったからこそ、販売員一人一人の個性を引き出す育成はわりと得意分野かなとおもっています^_^

・一見目立たないようなおとなしいタイプの販売員
・しっかり、まじめなタイプの販売員
・友達みたいな親しみやすい販売員
・ユーモア満載の販売員

いろいろな販売員をみてきましたが、個性がない販売員は一人もいませんでした。

でも、その個性を活かすことができている販売員はごくわずかです。

今の時代、個性を出すのが大切なのはわかってるけどどうしたらいい?

そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。

なぜなら、私たち販売員は個性の出し方を教えてもらうことがないからです。

逆に「個性」を捉え間違えてしまっている販売員も多くいます。

間違った「個性」の磨き方をすると、ファンが増えるどころか独りよがりでお客様から嫌がられる販売員になってしまいます。

今日は、私が今までやってきた育成方法で「これは効果があった!」と感じる個性の出し方をご紹介していきます。

ぜひあなたの個性を引きだすヒントになれば嬉しいです。

▪️販売員の個性ってなに?

私が考える”個性がある販売員”とは、

「自分の魅力がお客様に伝わっている」

販売員だと思っています。

よく、

個性がある販売員=キャラが濃い・面白い販売員

と思われがちですが、決してそんなことはありません。

どんな販売員でもその人ならではの魅力や強みが必ずあります。

その魅力が接客でお客様に伝われば、その人らしさとして個性が発揮されます。

もし自分には個性がないと感じるとしたら

・自分の魅力が理解できていない
・自分の魅力がお客様につたわっていない

このどちらかです。

では、どうやったら個性を出すことができるのでしょうか?

▪️個性を出すための3ステップ

①自分に聞いてみる

・私はどんな販売員でありたい?
・お客様にどんな風に思ってもらいたい?

自分自身に問いかけ・聞いてみて下さい。

その際の注意点が、正しい答えを探そうとしないことです。

「接客ってこうあるべきだから」「店長にいつもこうやって言われているから」に囚われてしまうと、自分自身がどうありたいか?を見つけれなくなってしまいます。

②他者に聞いてみる

STEP②では自分の魅力を他者に聞いてみます。

なぜなら、他者は自分の知らない自分を知っているからです。

まずは、お客様やスタッフから褒められたことを思い出してみましょう。

たとえば、

⚫︎⚫︎さんと話してると元気がでる
⚫︎⚫︎さんはどんなお客様でも顧客を接客してるみたい。
⚫︎⚫︎さんの商品説明を聞くと欲しくなる

思い出せないという方は、一緒に働くスタッフに直接きいてみてください。

他者から見た自分を知ることで、自分では気づけなかった魅力や強みを知ることができます。

③接客で伝える

①②のSTEPで、自己理解をし、自分の魅力を見つけることができます。
③のSTEPではその魅力を接客でお客様に伝えていきます。

個性を出す=お客様に「私の魅力はここです!」とアピールすることではありません。あなたの接客を通じてお客様がなんとなく感じ取るものです。

そのため、接客であなたの魅力を伝えていく必要があります。

挨拶・アプローチ・商品説明・提案・会計などの接客のあらゆるプロセスの中に自分の魅力が出せるポイントを具体的にしていきます。

たとえば、私の場合

・魅力→
始めてのお客様でも顧客様のような距離感に自然と慣れるところ

・接客で伝える→
商品を一方的に説明するのではなく、お客様と店内を一緒に回りながらご紹介する。

など、自分の魅力がより伝わるような工夫をしていました。

「え?!こんなこと?」って思うような些細なことでも、意識して接客することでお客様につたわるようになります。

どんな話し方で、どんな提案をして、どんな立ち振る舞いをすると、自分の魅力が最大限発揮できそうか考えてみましょう。

▪️まとめ

*個性のある販売員とは?

「自分の魅力がお客様に伝わっている」販売員

*個性を出すための3STEP
①自分に聞いてみる
②他者に聞いてみる
③接客で伝える

①②は「自己理解」のSTEP
③は「伝える」STEP

個性は、ある日と突然でてくるものではありません。

①〜③のステップを少しづつ軌道修正しながらやっていくことで、徐々にあなたの個性がでてきます。

あなたの個性が発揮できることを願っています。

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