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母親がコーチになったら~【後編】

母親がコーチになったら~【前編】のつづき…...

この後編を読む前に、ぜひ「前編」をもう一度読んでほしい。

前編では、母親が「母というアイデンティティ」を突き抜けて「コーチ」という客観的視点を持つ存在に次元を上げてほしいと書いてます。

そしてそのために「コーチングスキル」を学ぼう!と伝えているのですが、その前に、整えておくというか、知っておく必要がある「マインド」部分について、この後編ではふれていきます。

◆母親は子育てをしながら自分を知る!

あたり前なことだけど、子どもが生まれた瞬間に母親としてスタートする。
そう、子どもが0歳なら母親も0歳ってこと。

娘、女、妻、そして、あなたという存在に、もうひとつ、「母としての顔」が増える。人は一度しか人生を生きれない中で、貴重な役割を得られることは感謝にあたいすると思う。
そう、「人を育てる」って「神仕事」だと思うし、世の中には切実に望んでも母という役割を得られない人も多くいるのだから。

◆子育ての悩み、ランキング1位は「イライラする!」

✔ 言う事を聞かない
✔ 宿題をしない
✔ ダダをこねて困らせる
✔ グズグズして支度が遅い
✔ 何でもあきっぽい
✔ 男(女)らしくない

だから、「イライラする!」……...。

この「イライラ」をなんとかしたい!
すぐに「イライラ」する自分は母親としてどうなの?未熟なの?と自分を責めてしまう。

この「イライラ」ですが、これはあなたの子どもへの「愛情表現」の1つである事に気がついてほしい。
「愛」の反対は「無関心」であり「イライラ」するという事は、気になってしかたがない!という、いわば「愛の証」です。

しかしこのイライラだけど、子育ての時期によって、その原因は大きく異なるのです。

乳児期から幼少期にかけては、そのイライラは子どもが直接原因になることはなくて、周りとの関係や肉体的負担が大きく影響します。

そして2歳半ぐらいから芽生えてくる子どもの「自我」に対しては、別のイライラが顔を出してきます。このイライラがその後、長期にわたって、子どもの「成長」に影響してくるのです。

この母親によって異なる、イライラの「着火点」!
この着火点の違いに注目します。

◆なぜ、人によって「イライラの着火点」が違うのか?

この違いの原因はずばり、母親の「価値観」「思い込み」の違いにあります!

極端な例だけど、70点のテストで「がんばったね」という母親もいれば「70点なの?たいしたことないな~」という人もいます。
仕事でも、部下の1回の失敗を激しく𠮟責する上司もいれば、「1回ぐらい誰でも失敗するよ~」という上司もいる。もちろん案件によるけど。

本当に人によって違う!

ちなみに、口答えする3歳児は「頭良い~、この子賢い!」と思うけど、「この時期からこんな口答えするなんて、先が思いやられる」と頭を抱える親御さんもいる。

これって実は子どもを見ている「視点」が違うからです。この「視点」に価値観や思い込み(パラダイム)が色濃く影響するのです。

◆私って「3つの要素」で創られてる!


母親が、自分を知る!という事は自分の3つの要素(セルフイメージ・ビリーフ・バリュー)を知ることにつながります。

なぜ、子育てに母親が「自分を知る」ことが重要なのか!

それはこの自分を創っている3つの要素が「あなたの発する言葉を創る」からです。

子育ては"肉体的な関わり+精神的な関わり"の両方が必要です。

子どもが大きくなればなるほどこの「精神的関わり」が重要になります。

なぜか!!!

子どもを成長させるのは、母親の「言葉」と「エネルギー(非言語情報)」だと言えるからです。

◆私の3つの要素をバージョンアップさせよう!

もう、そろそろ母親も自分の「価値観や思い込み」が、古い時代のものであり、そこを基準にするのはNGだと気づかなくてはいけない時代がやってきました。

今、30代の母親は、50代~60代の親の子育て影響を色濃くうけていて、そこに自分のこれまでの人生経験が加味されて現在のあなたを創っている。

近年は子育てを学ぶ母親が増えてきたと思うけど、まだまだ本能部分で「自分の子育てをしたい」と思い人が多いのが現状でしょう。

だから「学ぶ母」と「学ばない母」との差は広がるのです。

有名な法相宗の僧であった高田好胤(たかだ こういん)は、「訓練のない個性は、野生に過ぎない」という言葉を残しています。

この言葉はいろんな場面に用いられ、野生という表現はちょっと過激かも知れませんが(笑)あえて、子育ては誰でもできるからこそ、野生のままの人が多いとも言えます。

ひょっとして、今、幸せな人生を送っているというあなたは、自分の成功体験に基づいて子育てをしているかもしれないけど、あくまでもそれはあなたの場合でしかないのです。この変化が激しい時代の中で、やはり親もバージョンアップしていかなければなりません。

でも、バージョンアップってどういうこと?

それは、「高い視座を作れる知識・思考」を学ぶことです!

◆子育ては自分そだて!

「子育て」は「自分育て」って昔からよく言われる言葉ですが、本当にそうなのです。別の言い方をすれば「合わせ鏡」とも。

この言葉を聞いて、うわ~「ヘビー、重い、苦しい」と思うなら、あなたは現在、子育てが大変で苦しい状態なのでしょうね。

またこの言葉を聞いて、「本当にそう思うわ~」としみじみ感じているあなたは、すでにお子さんが大きいのかな?

そして「本当にそうです!」とうんうん頷いているあなたは、きっとお子さんと共に成長してきた人か、成長の過程にいる人でしょうね。

現在、いろんな状態でいるあなたに、母ではなく「コーチ」という視点を持つことで「子育てを楽しんでほしい!」のです。

そして「この子育ての経験と学んだ知識を、子どもと一緒に成長してきたあなたのキャリアの1つ」にしてほしいのです。

子育ては「人材育成の極み」です!

母である、あなたが自分を整え成長させ子どもを伸ばすコーチングスキルや関わり方を学ぶことで、次世代の子ども達が育っていくサポートができると確信しています。それが「自分軸」で生きる親と子につながります!

そしてさらに「子育てを楽しい!」と思える母を増やしたい!


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