本を読もう!(9)---(続)日本史を得意科目にしてくれた″恩人″


 このnoteを書くにあたり、今回久しぶりに『まんが日本史事典』を読み返してみました。
 その際「自分は何を知りたいのか」という自分自身への問いに対して、読書や対話などを続けることでそれらの解明を試みていくプロセスは、知的好奇心を満たしていく瞬間の無限の積み重ねなのだ、ということを再認識しました。それは内面の充実を実感することの連続です。

 自分はそのときまだひと桁の年齢でしたが、″人生の一冊″(=いちばん大切な本)を挙げるとすれば、やはりこの『まんが日本史事典③』をおいて他はありません。


この大名行列は「尾張家」だそうです。ちなみに徳川御三家は「紀伊家」「水戸家」「尾張家」ですが、"家"を除いてつなげて読むと「きいみとおわり」→「きみとおわり」⇒「君と終わり」に聞こえてきます。「御三家=君と終わり」で頭に入れておけば、おそらく忘れずにいられるのではないでしょうか。
俵屋宗達はたいへん謎の多い絵師です。しかし最近では研究も進み、琳派の祖であろうといわれています。また平家納経の修復にもかかわったそうです。→ここから広げて、「"琳派"の代表的な絵師は誰か?またその代表作は?etc. …」「平家納経は何宗の経典か?etc. …」など、連想ゲーム的に自問自答してみてはいかがでしょうか。


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