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子供がいるとかいないとか、結婚しているとかいないとか

まだまだ私たちの中にある「固定概念」
「傷つく」「傷つける」
どちらも「固定概念」が背景にあるのでは?
また「わかってもらえる」という期待があるから
「わかってくれない」と傷つく。
そんな話をしたいと思います。


どう反応するか


人の何気ない一言で傷つく、、
みたいな話をよく耳にしますよね。

何か言う時に、「傷つく人もいる」という想像力は必要かもしれません。
でも、誰がどう思うかを気にし過ぎると、
何も言えなくなってしまいます。
受けとる側の過剰反応だってありますよね。

誰かと話すとき
相手の言葉は、コントロールできません
以前書いた「ストレス」の話と同じかなと思います。

生物学的には、「ストレス」はあらゆる脳の反応を言い、
克服するか順応するしかない、ということです。

ポイントはどう反応するかだ。


「承認欲求」の時代


基本的に人は「自分を認めて欲しい」と思っています。
さらに「承認欲求」の時代ですよね。

「承認欲求」を満たされたいばかりに
「どうかしてる」人を見かけたりします。

北海道マラソンの帰りの札幌の空港で。
50代くらいの男性が、土産物屋さんで
店員さんに絡んでいるのを見かけました。
「人として、こうしたほうが良いよ。」
と大きな声で持論を展開していました。
自分がいかに優秀かを認めて欲しくて仕方ないんですね。

その横で、同じような人がもう一人いました。
店員さんに「お土産は何がおススメ?」と聞き
「こちらがおススメです。」
と答えた店員さんに
「それはなぜ?」
横柄な態度で詰め寄っていました。

こじらせてますねー。
栄養不足ではなく「承認欲求」で
身を滅ぼす時代かな、と思ったりします(笑)

こちらにも書きました。


「わかって欲しい」という期待


「わかって欲しい」という期待は、
「わかってもらえない」という被害者意識
簡単につながります。

しかし「わかって欲しい」という欲求に、他人は答えません
人は、自分にしか興味がないからです。

相手が自分を「わかってくれる」という前提だから、
「わかってくれない」と傷つくのです。


子供がいるとかいないとか


子供がいない人はこう思いがちです。
「子供のいる人には」私の気持ちはわからない。

子供のいる人はこう思いがちです。
「子供のいない人には」私の気持ちはわからない。

子供がいない人には、こんな固定概念があるのではないでしょうか?
「子供がいることが幸せ」
もしくは、
「子供がいることが幸せと思われている(自分は思っていないけれど)。」

また、子供がいる人には、こんな固定概念があるのではないでしょうか?
子供がいない人は、苦労がなくていいわね。」

子供がいることの幸せはあるでしょう。
でも、子供の不登校や引きこもりで悩む人も多いです。

また、子供がいない人にはいない人の人生の楽しみ方があるでしょう。
でも、もしかしたら欠落感を抱えているかもしれません。

実際、人のことはわからないのです。

人は、他人のことはよく見えるし、
自分のことは過大評価したり、被害妄想に陥ったりしがちなのです。


結婚しているとかいないとか


これも同じです。
私も一人ですが、結婚している人を「幸せそうだな」と思いがちです(笑)
でも、結婚していても孤独だったり、
「むしろ一人の方が良い」という人もたくさんいます。
私自身がそうでしたから(笑)
それでも、結婚している人を羨ましいと思うんですね。
人は手に入らないものには、幻想を抱きがちなのです。

もちろん、本当に幸せな夫婦もいますよね。
いろんなケースがあるということです。

男だとか女だとか
大きな会社に勤めているとかいないとか
性差肩書という枠組みから外れ、「個」の価値観を問われる時代です。
そろそろ「子あり/なし」「既婚/未婚」という枠組みも
無くしてもいいのではないでしょうか?


結局は、自分がどう生きるか


結婚して子供がいても、いずれ巣立ちます。
私たちの親世代を見ても、子供が3人いてもみんな巣立ち
夫も先立ち「今は一人」というケースばかりです。

50代
子供がいようがいまいが、結婚していようがいまいが
これからは「自分がどう生きるか」

一人の人間として、どう考えどう生きるか
それだけです。

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