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負の感情が沸いたらどうしよう?会社員時代のトラウマが蘇った日の気づき



以前の私は怒りや悲しみや不安を感じて
身体が不快な感覚でいっぱいになったとき、
過食をすることでその不快な感覚を麻痺させていました。



昨日、久しぶりにその感覚を
思い出す出来事があったので
シェアしたいと思います。




【負の感情とどう付き合っていくべきなのか?】





◇負の感情(煩悩)を持つと、身体に不快物質が流れる



住職の小池龍之介さんの書籍
『もう、怒らない』によると
人間の3つの悩みの種(煩悩)
「欲望・怒り・迷い(無知)」とされ、


それらの煩悩が生まれた瞬間に
身体には不快物質、毒素が流れる
と書かれています。


Amazon.co.jp: もう、怒らない (幻冬舎文庫) eBook : 小池 龍之介: 本




◇久しぶりに焦り、過去のトラウマがよみがえった


今日たまたま母の知人との約束の時間を間違えてしまい、久しぶりに「本気で焦る」経験をしました。


その時に生まれたのは、様々な感情。

・待ち合わせ時間を間違えて伝えた母への怒り
・相手が怒っていないだろうか?という不安
・焦って相手に頭を下げている自分の情けなさ
・陰口を言われるんじゃないだろうかという恐怖

などなど。


恐らくその時相手は全然怒っていなかった
(そう見えた)と思うのですが、
ちょっとキツい印象がある年上の女性だったというのもあって 


過去に仕事でミスをした時に上司に呆れられた記憶が蘇り、
用事を終えた後には身体中が強張って
不快物質でいっぱい
になっているのを感じました。



◇過食で麻痺させていた過去


以前はこの不快物質、毒素でいっぱいの身体の感覚を
麻痺させるために過食という手段を使っていました。
仕事でミスしたり、クレームをもらった時なんかがそうです。

さらに、砂糖や小麦粉などの中毒性によってストレスの少ない日も過食して、体調が悪くなってさらにミスをするという悪循環に陥っていたのです。



◇仏道式 不快物質との向き合い方



仏道では、欲・怒り・迷いなどによって生じた不快物質を

「全身の感覚に意識を集中させ、感じきる」
「自分の中の欲・怒り・迷いを見極め、繰り返さないようにする」


このように、他のことをして感情から逃げるのではなく
座禅のように全身に意識を集中させてしっかり見つめます。



私も今はもう、過食で麻痺させたりはしません。
まずは全身の不快な感覚を感じきって、
なぜそれが生じているのか───
先ほど上げた 母への怒りや相手への恐れ、
自分の情けなさなどの感情によるものだと分析します。



(自分の感情がよく分からない方は、
ノートにとりあえず何でも良いので吐き出して
感情に「怒り」や「悲しみ」など名前をつけてみるというやり方がおすすめです♪)

  

さらにこれらの感情は「過去の記憶」から生まれたもので、今回相手は怒っていなかったのだからただの幻。トラウマによる錯覚だというところまで理解を持っていきました。


◇あんず雨式 不快物質の消し方


しかし、頭で理解しても不快な感覚がすぐに消えてくれるわけではありません。感じ切ったあとは、「この不快な感覚を発散したい」という衝動が沸いてきました。



以前なら過食で発散していたでしょうが、
今だったら激しい音楽を聴きながら
激しめの筋トレをしたり、
少しだけ走りに行ったり
マキシマムザホルモンやadoさんの激しい音楽を聴きながらヘドバンしたりします(笑)

身体はほとんどが水分で出来ており、
心も身体に宿っているので「激しい振動」によって不快物質が燃焼されていくような感覚があります。


自分でも笑っちゃうほどの豆腐メンタルですが、
これが自分なのだから受け入れて、かっこ悪くても
根気強く付き合っていくしかないんだなーと思います。

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