うらない処 あんしん堂

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占い師の進雅(しんが)/kamiyoと木咲 杏(きのさき あん)で運営しております。 占いを軸に、縁のありそうなことやちょっとした情報を発信してまいります。

最近の記事

日本酒のお話 〜 大神神社と三諸杉

今回は奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社とその地元の蔵元の日本酒・三諸杉(みむろすぎ)の記事です。 大神神社は奈良はもとより近隣府県にも根強いファンを集める神社で、大鳥居がシンボルになっています。 大神山自体が御神体で、大神神社一体には関連する神社がいくつも点在しています。 つまり、山麓に神社が横に広がる様に並んでいるイメージです。私たちはこの大神(おおみわ)神社と檜原(ひばら)神社に行ってまいりました。 スッキリとした気が身体を吹き抜けていくかの様な爽やかさを感じる神社で

    • 日本酒のお話 〜 伊佐須美神社と伊佐須美神社御神酒(白井酒造店)

      今回は福島県の会津地方の神社と、その神社にまつわる日本酒の記事をお届けします。 会津の一之宮といえば伊佐須美神社で、鶴ヶ城のある会津若松市の南西、会津美里町にあります。 ご祭神は伊邪那岐、伊邪那美命で、戦国大名だった蘆名家や、その後会津藩主の任に就いた徳川家康の孫である保科正之による手厚い保護を受けてきた神社だそうな。 上の写真では明治維新以降は国幣中社に列せられていたことが分かりますが、まぁ、このあたりの話は人間の都合によるもので、神々様には関係ないことかと思います。 こ

      • 日本酒のお話 〜 番外編 進雅撃沈す

        今回の原稿は具体名は挙げません。悪口になってしまうからです。 はい、ぶっちゃけた話 「ちょっとこりゃないだろう…」 というお酒のお話です。 何やら某漫画の影響か、灘や伏見の大手酒造メーカーは損な役回りをさせられている感があります。 しかーし、私は灘や伏見の大手酒造メーカーに気の毒というか、あんまりな風評だろうと少々腹立たしく思っています。 ・全国どこでも入手しやすい流通量 ・1年通じて安定したいつもの味 ・それが手頃な価格で供給されている 文字にすればこれだけのことですが、

        • 日本酒のお話 〜 宗像大社②と夏酒

          こちらも5ヶ月手付かずで置いておいた日本酒です。先日UPした勝屋酒造さんの沖ノ島と一緒に買ったのがコレです。 夏酒を12月に飲むなんざ、素人かよ?と言われそうですが、なんせあちこちで買うもんだからつい(笑)こういうことになってしまうという訳でして。 しかしまあ、ひと口飲んでみて「おや?」ふた口目に「ははぁ、なるほど」というお酒です。夏酒の日本酒業界での定義の話はともかく、このラベルのイメージとも絡めた清涼感が素晴らしい日本酒です。アルコール感や昔々のザ・日本酒の様な感じとは

        日本酒のお話 〜 大神神社と三諸杉

          日本酒のお話~番外編 灯台下暗し 生駒 上田酒造さんと 菊司醸造さん

          灯台下暗し…生駒の名酒こんにちは、木咲です。 こちらでは基本的に、神社へのお詣りで出向いた地方の地元の蔵元さんで、自然に導かれたようにお酒を求める…といった体験を軸にして色々とメモして来ていました。 今回は、神社とも遠出とも関係なく、いわゆる自分たちのいるところの地元、ご近所さんにとても素敵な酒蔵さんがあったことを報告したくて書きます。 生駒山という山があるのはご存じでしょうか。 大阪と奈良の県境に位置し、信貴山・葛城山とともに奈良百遊山に数えられます。 頂上からは大阪

          日本酒のお話~番外編 灯台下暗し 生駒 上田酒造さんと 菊司醸造さん

          日本酒のお話 〜 彌彦愛國と彌彦神社

          越後国の一之宮と言えば彌彦神社ですが、実は名前ばかりが印象にあって行ったことがありませんでした。そんな訳で是非行ってみたいとの念願が叶い、お参りすることが出来ました。 北陸自動車道のリフレッシュ工事数ヶ所の影響で所々で渋滞に遭い、その影響で神社に着いたのが午後4時頃。 時間が時間だけに、お参りを終えて出てくる人の数の方がこれから入って行く人よりも多い感じの人の流れの中、境内に入って行きました。 なるほどさすがは、の威容の神社です。見出し写真が本殿で、ここに至るまで相応の参道

          日本酒のお話 〜 彌彦愛國と彌彦神社

          日本酒のお話~番外編 雪の茅舎と秋田の珠玉たち

          こんにちは木咲杏です。 「おいしい~」しか言えない語彙力のため、日本酒の味わいなどの記事は進雅に任せている私です。 でも、今回はとても素晴らしいことがあったので、記しておきたいと思います。 11月も半ばを過ぎた頃…進雅の数年来の思いを叶えるため、私たちは覚悟と想いを持って、遠く秋田まで向かいました。 秋田まで行くのだから、地元の美味しい日本酒を味わえたら…という気持ちは当然ありましたが、限られた日程の中で、どうしても遂行しなくてはいけない目的があったため、どこかで期待はあ

          日本酒のお話~番外編 雪の茅舎と秋田の珠玉たち

          日本酒のお話 〜 木花咲耶姫と金明②・鳴鏑

          半年前に東口本宮富士浅間神社と富士自慢に関する記事を書きました。あの時に金明という日本酒を作っている根上酒造さんで、富士自慢と一緒にもう一本買った純米吟醸の鳴鏑(めいてき)というのがあり、いずれまた後日記事を、と締め括ったまま約半年が経過し、ようやく鳴鏑(めいてき)にたどり着きました。 だいたい他の神社にお参りするたびに、ついつい他の酒を買い過ぎなんですよ(笑) しつこく鳴鏑(めいてき)とふりがなを書いておりますが、私は最初「なるかぶら」かと思っていたというのが理由です(笑

          日本酒のお話 〜 木花咲耶姫と金明②・鳴鏑

          日本酒のお話 〜 沖の島と宗像大社

          以前から行ってみたいと思っていた神社の一つに、宗像大社がありました。 色々と不思議なことにがあり、ついに行ってこれることになったのですが、はるか福岡県宗像市にまで行く訳ですから、やはり手ぶらというのは気が引けます。そんな訳でコレを奉納用に持参しました。 はい、私たちの奉納のエース・小西酒造さんの白雪と仲間達です。 なんせ宗像三女神ですから、気づいたらこの3本を買っていたのですよ。不思議ですよね、小西酒造さんのアンテナショップの長寿蔵さんでは、定番通り白雪の純米酒の一升瓶を勧

          日本酒のお話 〜 沖の島と宗像大社

          日本酒のお話~番外編 出雲 旭日酒造さんで楽しい試飲体験と御酒飲帳

          こんにちは木咲杏です。 「美味しい~」しか語彙がないため、日本酒の記事は進雅に任せているのですが、また試飲の機会がありました。 10月の秋晴れのある日、須佐神社から出雲大社のお詣りハシゴのあと いつものように、神社とその周辺の地酒探し。 今回は、出雲市の旭日酒造さんへ立ち寄ることに…。 JR/一畑電車の出雲市駅からほど近いアーケード商店街の中にあります。 商店街なので少しホントにここかなあと思いながら探しましたが、杉玉を見つけ安心。 そう、この旭日酒造さんの代表銘柄は

          日本酒のお話~番外編 出雲 旭日酒造さんで楽しい試飲体験と御酒飲帳

          日本酒のお話 〜 勝駒と射水神社

          今回は富山県のお話です。 富山県、つまり越中国の総鎮守一宮の射水神社にお参りしました。 富山県高岡市に位置する射水神社は、城郭を公園にした所にありました。 階段を上がったり降りたりしながら、駐車場からたどり着いたのがこちら。 ご祭神は瓊々杵尊(ニニギノミコト)です。ご神徳と県民の皆様の努力の賜物で、何気にお米が美味しく、寿司も美味しいイメージがあります。 白海老やのどぐろを頂きました。お米も表示は富山米でしたが、やはり美味しいですね。堪能致しました。 で、上の射水神社の写

          日本酒のお話 〜 勝駒と射水神社

          日本酒のお話 〜 会津中将と伊佐須美神社

          はい、行ってまいりましたよ。福島県は会津美里町にある伊佐須美神社です。 鳥居⛩️をくぐると爽やかな気が漂っています。本殿に向かうまでの参道脇ではお札やお守り、御神酒(四合瓶)などが売られていて、売り手の年輩の女性のトークが上手いのなんのって(笑)。帰り道にはしっかりと私たちの手には御神酒とお札のセットが入った紙袋がありました。ま、この御神酒の飲んだ報告はまたいずれ。 ちょうど実った稲穂が頭を垂れて、収穫を待つ時期で、私達が見た中にも酒米があったのかもしれません。 私・進雅

          日本酒のお話 〜 会津中将と伊佐須美神社

          日本酒のお話 〜 千年一酒造「郁」(かおり)と自凝島(おのころじま)神社

          淡路島と言えば日本列島で最初に出来た、大八洲の1つです。で、その最初の最初がここだ、というのが自凝島神社だそうな。 石段を上がるとすぐ右手に、縁結びのご利益があるとされる赤い綱と白い綱があります。 カップルで行って良し、募集中の人もお願いする作法があるので大丈夫。 現地に作法の看板があるので、詳しいことはそちらにお譲りします。 という訳で、探して行ってきました。 地元の蔵元さんです。 淡路島の日本酒といえば、阪神間の人には都美人が知られているかと思いますが、海の近くの日

          日本酒のお話 〜 千年一酒造「郁」(かおり)と自凝島(おのころじま)神社

          日本酒のお話 〜 天河大辯財天社と猩々(しょうじょう)

          地元の水、地元の米、地元の蔵元… やはり地酒を選ぶにあたっては気になるところです。 奈良県は吉野にある天河大辨財天社に行ってまいりました。 雰囲気のある拝殿に入ってからは撮影禁止の様で、手前から撮った写真しかありませんが、実際にお参りすると拝殿内は空気が別物の様に感じられます。交通の便を云々すると確かに行きにくい場所ではありますが、それでもはるばるお参りに行く人が多いのは分かります。 名前の通り弁財天をお祀りするのかと思いきや、やはりそこはそれ神社ですから、市杵島姫命が主祭

          日本酒のお話 〜 天河大辯財天社と猩々(しょうじょう)

          日本酒のお話 〜 松の司と立志神社

          これとそれは似てますよ、と買う際に説明を受けて、両方買ってみたら自分の主観ではだいぶ違った、なんてことはままある話ですが、今回の松の司はまさにそんな感じの日本酒でした。 先行して記事にした笑四季さんの復刻版ラベルの日本酒と似た感じのお酒ですよ、という販売店さんの説明を聞いて買ってみました。 少しタイミングをずらしてこの松の司を飲んでみたのですが… 最初のひと口目はなるほど笑四季・復刻版ラベルに似ています。うむ、好みの系統の味だなと思ってつまみを食べながら飲み進めていたので

          日本酒のお話 〜 松の司と立志神社

          日本酒のお話 ~ 番外編 利き酒体験記

          木咲です。 私は俗に言う馬鹿舌みたいで、何でも「美味しい〜」しか語彙がありません。 日本酒をはじめお酒は好きですが、種類や工程、銘柄などそれほど意識してきたわけでもないのです。 だから、日頃一緒に飲んできた日本酒選びや記録は進雅に任せてひとり好き勝手に酔っぱらっているのですが、今回ばかりはそうもいかない事情がございまして…。 梅雨の晴れ間の日曜日、ドライブがてら行ってきました。ある方に関西のお酒を贈りたい…という用事がありまして、何かこちららしい品をお味を確かめてから差し

          日本酒のお話 ~ 番外編 利き酒体験記