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生きづらさを感じる人へ

台風が日本を脅威にさらしています。
台風で影響を受けている地域の皆様は、くれぐれも安全を確保できていることを願います。

さて今回は「生きづらさ」を感じている人についてお話しします。
生きづらさには、様々な原因や理由があります。
自分と向き合うことができず、他からの影響を受けるがままに生きづらさを感じ、自分と向き合う余裕が無く、その機会が無いまま辛い思いをされている方が多いと思います。

まず1つ目の生きづらさが生まれる原因のとしては、親や兄弟などの近親者から「いい子でいること」や、宗教のような「教えに従うこと」などによって、そうしなければならないことが使命として、自分の本心にふたがされたまま育っている方がいます。
自分とは違う違和感、友達や周りの人たちと違う違和感を感じても、従うべきことに従えずに「罪悪感」が芽生え、それを抱えしまう人も多くいます。
過日、やりたい事を見つける事について記事を書きましたが、それに共感したり、良いなと思ったりしていただいた方の多くは、何かに従い、自分らしくいることを見失ったり、自分の幸せが罪悪だと感じてしまったり、教え通りにいかない自分の不完全さを責める時間を費やし、本当の自分と向き合う機会が無く過ごされてしまったのではないでしょうか。5歳くらいまでに人格形成が成されるとされているので、その時はもちろん、それ以降違和感を話し合う機会が無かったり、相手が理想を強く持ち受け入れてくれなかったり、そのせいで親や兄弟とうまくいかないという問題を抱える人が多くいると考えます。

2つ目は、周りを気にして生きてしまうことにあります。1つ目の原因の影響もあります。しかし、そうで無くとも人の目を気にしたり、刺激を受けやすかったりして、思い通りにできない人がいます。HSP(ハイリーセンシティブパーソン:非常に感受性が高く敏感な気質もった人)の特徴を持った人などは、このような原因に当てはまります。
育った環境にもよるかもしれませんが、どちらかと言えば生まれ持った特性で、何ごとも深く考えたり、何らかの刺激を察知する感覚が鋭く反応が強かったり、その影響に左右されたり、感情の反応に敏感で共感力が強く影響を受けたりしてしまうため、環境に大きく左右されてしまいます。

他にも原因はありますが、この2つについて話題に上がることが多くあります。

これらに当てはまる方々にお伝えしたいのは、「自分で決められる」ことを増やしていただきたいということです。
そのためには、自分を知って、受け入れることは必要です。良いところ、そうで無いところもあるかもしれません。但し、それらを受け入れるのです。前提としては、「完璧でなくて構わない」むしろ完璧でいる事の方が疲れるということ。また、善悪どちらかを決めるものではないということ。
1つ目の原因の方には、考えとして「善悪を決める」ことが大きく影響していると考えます。善悪も、教わった事だけではなく、自分の生きる社会と相談して決めていけます。
そして、物理的、環境的なものや場所、関わる人も自分で決めていいということです。ルールは絶対ではありませんし、誰が作っても良いものです。
2つ目の原因の方には、「環境」が大きく影響していると考えます。

繰り返しになりますが、自分の素直な気持ち、誰にも影響されない自分と向き合い、自分で決められるようになると、生きづらさを軽減できるかもしれません。
客観的や現実を直視するためにも、自分と現実を映す鏡を磨いてみてください。

台風などの災害は、「自分だけは大丈夫」「今までは大丈夫」という潜在意識的過信により被害を大きくしてしまう方がいます。また、過度に心配して動けなくなってしまう方もいます。
現実を見て、現実と相談して、自分で決めて避難や周囲の助けを借りるなどをしてください。
くれぐれもご無事でお過ごしくださることを願います。

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