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【図解】3歳の一ヶ月と、35歳の一ヶ月


はじめに

娘の成長と自分の成長を比較して、色々と考えさせられました。


概要

子どもの成長は早いものです。3歳の長女はひらがなの読みをひととおりマスターして、一人で本を音読してみたり、文字を書こうとし始めました。先月は半分くらいしか読めなかったカタカナも、だいぶ読めるようになってきています。アプリの製作が追いついてない…

たった一ヶ月で、と思ってしまいますが、大人と子どもでは一ヶ月の感じ方が違うよな、と考えました。3歳から4歳になったら、過ごした人生は単純計算で3分の4倍になるわけです。


3歳からの12ヶ月間を月別に計算して平均すると、一ヶ月で増える人生の総時間は約2.43%になります。月日を重ねるごとに伸び率は低下し、3歳から3歳1ヶ月だと(12×3+1)÷(12×3)=1.02777… の計算で約2.78%、3歳11ヶ月から4歳だと約2.13%です。

35歳の場合、一ヶ月で増える人生の総時間は、約0.24%です。「人生の1ページ」なんて言い方がありますが、35歳にとっての一ヶ月は、400ページの本のうち1ページって感じですね。

数学・科学的に厳密な考え方かどうかはわかりませんが、3歳と35歳では、時間の密度が10倍違うと言ってもいいでしょう。これだけ差があったら、そりゃあ子どもにモノを買ってあげて投資したくなりますね。


図解

数字だけだとわかりにくいので、図にしてみます。1マスが一ヶ月、緑の面積が過ごした人生の総時間です。

いま過ごしている一ヶ月(濃い緑)の存在感の違いが一目でわかると思います。


おわりに

子どもの成長スピードに追いつくには、子どもの10倍の学びが必要、と考えさせられました。長く続ければ続けるほど、ひとつひとつの部分が全体に占める割合は小さくなっていきます。それでも、ひとつひとつを大切にして、密度の濃い時間を過ごしたい。

子どもは「今このとき」を生きている存在です。大人はつい先のこと考えて、「そんなことは(服が汚れるから、汚れると洗うのが大変だから)やめなさい」と言ってしまうもの。子どもの「今このとき」の楽しみを奪ってしまわないように、時には「汚れたら洗えばいい」と言える余裕がほしいものです。

大人になると、知っていること・知ったつもりになっていることが増えます。「これはなんとなく知っている」と無意識に取捨選択して、学びを得る機会を少なくしているのかもしれません。学びの種は色々なところに落ちているはずなので、娘たちと同じ視点に立ち、調べる・深く考える時間も作りたいと思いました。


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。