pia(su)

フィクションとノンフィクション混ぜるのが好きです

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ラブソングを聴いて泣こう

夏にただ暑くなってただノリと勢いで切った髪は袖の長さと比例して伸びていく いつも左手のくすりゆびと右手の中指だけ取れるのに頑張ってネイルを塗り直す 土曜出勤は嫌いじゃないけど高円寺に泊まってくれない中央線は嫌いだ 朝のアナウンスのおはようございますは元気が出るのに大人たちはみんな寝ている 返ってくるおはよと帰ってこないただいま 電車の網棚に鞄を乗せるおじさんたちはどれだけ重い責任を背負ってるのだろうか お弁当の冷凍食品をひとつ多く入れて頑張る自分に少しばかりの贅沢

    • 私のプレイリストを自分のみたいな顔でおすすめしちゃえばいいのに

       もし私が男の子になれるなら クラスの中心にはいないけど印象よくて 目鼻立ちがふんわりしてて 黒髪ロングの前髪なしで 体育の時だけポニーテールではなくツインテールをする 女の子を好きになりたい 幼馴染じゃなくていい 高校で同じクラスに1回もなれなくていい だから大学の志望動機は その女の子が志望してるからとかいいな それで大学入ってから 他校の子と長く付き合っていることを知って 呆気なく初恋を終わりたいな 女の子としてではなく 男の子としての好きを知りたいな 君の好きの詳細が

      • しあわせを編む

         「これって愛みたいなもんなのかなって思ったらそれは愛してると同点だと思う」そう思う瞬間があって そう思えたことに幸せと感じれたから メモをして残しておいた 最近は残すことを忘れないですんできて嬉しい 言葉はやっぱり書く方が好きだから 最初だけ綺麗に書いて 最後まで使わないあのノートの余りに 殴り書きでもいいから残していくと案外形になってきたりもする 嬉しいから誰かに見せたい 見てくれてる人がいると知れる(いいね)は私にとって 家に帰ってきたときお台所が 大好物の匂いを放って

        • 気持ち悪い私のなか

          君の声聞かせたらみんないいねって言うから聴かせたくないのに聴いてほしい3時間自慢できるしきっと私がさらに大好きになるだけ どんなネイルの色でも褒めてくれるけど君の好きな色教えてくれなきゃ一生ギンギラギンにするもんとか言っても全色好きとか言ってくれ 目が合うたびにかわいいって言ってくれてるなら全然躊躇なく上目遣いして出したことない声出してなんとかして声に出ないかわいいまでたどり着きたい 言葉の選び方や歌詞の感じ方が一緒だったりするならプロポーズの仕方は私にしかわからない文

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        ラブソングを聴いて泣こう

          下書き1

          君が好きなわたしは私じゃないんだよ あれは私じゃない 私はあの子じゃないの これは君だけに書いたnoteだから しっかり読んでね  あの名前は好き? 本当の名前はしっくりこない? 困んないで 息をするみたいに嘘とお世辞を並べてよ 前も好きだし 今も好きだよって言ってよ でもこの前話したよね 嫌なところは好きとは言えない話 あれちょっとだけ悲しかった けれど 信用もできるとは感じたの だって 私に気持ち偽って付き合うことはしないってことだからね 悲しかったのは 私は 君の

          提案なんだけど、

           君はわたしとの予定が入ってる日に必ず美容院の予定を入れるよね ほんと困るよ でもまあ間違いなく言えるのは 絶対より絶対に良い 私に美容院の帰りなんていう特大イベントをくれるならば 喜んで君の好きなご飯をご馳走しちゃうな あの、横向きながら隣で歩いていい? えっと、襟足かわいすぎるけどもしかして生きてる? まぁ全然そんな風に思ってないような顔して歩くというかなんならすこしニヤけてるから君は私の顔見ないでね 私は見るけどね  それと君がどう思ってようと君はすごくかわいいの な

          提案なんだけど、

          ただいま

           天井を見上げても星は見えないし 風が吹かなきゃ寒くないから上着を置いてきてしまったり 東京駅の改札は切なそうな人で溢れていた このままそっちに行くよ  思っていることを伝えるのはお互い苦手で いつ言えばいいかわからないから 多分タイミングは最悪 いっそ嫌われたら少し楽になるのに そんな考え方は自己満でしかない  会いたいと会おうと会えない? うんいいよだけじゃわかんないよね もっと話をして 寝ないでほしい かまってほしい 愛して欲しい 冗談じゃないよ本気だからね  友

          涙を拭いてからキスしてね

           おはようございます わたしは今 泣いている 涙を垂れ流しにしないと 目が腫れるんだよ と お姉ちゃんから教えてもらったから 目を擦らないように 今日の仕事に支障をきたさないように 上を向いてるよ なんでだろう 私はなんで 泣いているのだろう でも誰かから聞いた話では わからないから泣くんだ って たしかに 変なの どうして泣いてしまっているのかわからない と言うより この感情を伝えていいのかすら わからないから 泣いてしまっているのかもしれないね  私は よく泣くから い

          涙を拭いてからキスしてね

          誰が為に生きる

           なにも考えないでいたい 別れも始まりもその時になってから心に感じたくて 過去のことも 未来のことも 信じたくない 裏切りたくない から 今この瞬間だけを真っ直ぐ信じていたい 出会ったら別れはあるというけれど それは甘えで 自分から近づくことを恐れてる 一緒にいたい人には一緒にいたいと言い続けていいと思う それで一生その人から返事が返ってこなかったとしても その気持ちは隠さなくていいと思う 終わりを考えながら生活していたら バレる人にはバレるよ 大切な人と繋がり続けるための 

          誰が為に生きる

          泣いてる顔も好きだって言って欲しかった

          どうしようもなく切ないと みんなぎゅっと胸が痛くなるけど わたしはね、手 本当にぎゅうって痛くなるんだよ 君は、嘘だろって思ってそうだな 本当なのに 悲しさを隠して大丈夫って言う時 好きな曲がわたしと被らない時 意味もわからずごめんねと言われる時 辛い思い出が楽しい思い出に重なった時 ああ 耳も痛くなってきた そろそろ涙がでる 涙なんて出したくないのに かわいそうなんて思われたくないのに 涙が出せない人に羨ましがられたくもない わたしは君が羨ましいよ ないもの

          泣いてる顔も好きだって言って欲しかった

          本音は棘

          昨日、やらかしたんです。 苦手な人に真っ向から苦手と言ってしまいました。 それも新年会という楽しい飲み会で。 しかも酔いすぎて。 わたしの話を聞いてくれませんか 「わたし前からずっと苦手だったんですよ ずっと」 彼女はわたしが前に働いていたバイト先で働いていて わたしはよく呑みに元バイト先に行くんです その度に彼女はいて そのたんびに わたしへの態度がなんというか言葉にできないような 微妙な距離感を出してくるというか ちゃんと話したこともないですし それが普通の距離

          ワインを飲みながら

          その優しさは優しいそうなんではないでしょうか 一般的に優しいは全て許すではなくて たまには厳しい言葉も言ってくれる人だ となってる印象があります けれど 優しさって渡すだけじゃだめです 無償の優しさはほとんど存在しないのです 受け取られる優しさは 綺麗に萌えて 受け取られなかった優しさは 虚しさに変わってしまって取り憑く そして みんな見返りを求めるんではないでしょうか 相手に受け取られることで初めて報われる だから本当の優しさって 相手が受け取るであろう優しさを

          ワインを飲みながら

          間宮(仮) 24歳 東京、

          わあすこぶるずるい人だ これは、最近仲良くなった2個上の人の話です。 駆け引きが上手って言って。 これはもう上手と言うより専門職ですね 初対面の時は 当たり前に初対面感があって、 でも なんか「元気でした?」とか聞いちゃって、 あっちもすんとして「元気でしたよ?」とか言って、 あぁもうこれは 気が合うだろうなぁと思いました それって就職先ありますか? ないですね。 あの人は 結構なんでも笑ってくれます あの人は じゃんけんするとなったら、 歩いてるのにわざわざ止

          間宮(仮) 24歳 東京、

          「あれ?送ってなかったっけ?」 うん。(他の人には送ったの?)

          「あれ?送ってなかったっけ?」 うん。(他の人には送ったの?)

          強くなっちゃったんだ、ブルー

          きみのあどけなさを許してしまうくらいませてしまったみたい あの子にはわたしが必要なのに踏み込めないようにしておくから 土曜日の朝に酔っぱらいが少ない理由知ってる?寒くて11時までみんな寝てるの 寂しくなったら誤魔化しに行こうかほら人には人が効くんだから 強くなっちゃったんだ、ブルーを聴きながら、罪悪感に胸をしぼませて またリピートして覚えてしまったしこの曲をあの子の前で歌ったってどうも思われない 美しい涙はひとりで流すってわたしは決めてるのよ話しかけないで 爪の

          強くなっちゃったんだ、ブルー

          はちみつを温かいミルクで一杯

          ある日の話 「すきだよは言われすぎると軽くなる」 パン屋にいるお手伝いのあの子は言ってた じゃあさ それならば すぎると軽くなるのならばさ かわいいって言われすぎると軽い気がするの? ごめんねって言われすぎると軽く見える気がする? きらいだって言われすぎても軽くなってくのかな? 「かわいいは嬉しいごめんねと嫌いだは辛くなる」 やっぱりこころはちくちくに弱すぎて ちくちく言葉は 重くなる気がするのに きらきら言葉は 軽くなってしまうの? なんだかこころはきらきらを

          はちみつを温かいミルクで一杯