深森のなみだ|詩
「深森のなみだ」
吐ききった呼吸の彩に
緩やかにあつまる影あそび
瞳を閉じたあわい魂の
その指先が
セルロースの傷痕をそっと舐める
ちりちりと音をたてている
其は、
旅の終わりを知らない約束の端っこ
焦らなくていい
ひとり何処へも逝かぬ昊
その痛みすらも愛おしくなるほどに
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「深森のなみだ」
吐ききった呼吸の彩に
緩やかにあつまる影あそび
瞳を閉じたあわい魂の
その指先が
セルロースの傷痕をそっと舐める
ちりちりと音をたてている
其は、
旅の終わりを知らない約束の端っこ
焦らなくていい
ひとり何処へも逝かぬ昊
その痛みすらも愛おしくなるほどに
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