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わたしのこと

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日々徒然思うままに。
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2022年8月の記事一覧

ずーっとずっとだいすきだよ

ずーっとずっとだいすきだよ

中学二年生から一緒に過ごした、実家のわんこ、めいぷるが亡くなった。

朝、アラームとは違うリズムのバイブレーションに驚いて起きると、母からの着信だった。

出ようと思ったら入れ違いで切れてしまって、LINEの画面を開いたら『めいぷるが、虹の橋を渡ってしまいました』という文字が目に飛び込む。

すぐに折り返すと、今日会いに来れる?という確認だった。

すぐに向かい、玄関のドアを開ける。すぐ左の部屋を

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思考支援ツールを使うための思考が足りない

思考支援ツールを使うための思考が足りない

新しい手法を知るのは面白い。

私は昔から、ひたすら文章を書いて、内省もアイデアもひねり出してきた。

なので、フレームワーク的なものを使ったことがほとんどない。

困らなかったといえばそれもそうだし、独自にただ書いているだけなので、見逃した思考やアイデアに気がついていないだけとも言える。

自由に書いた文章だけを種にして考えていくと、どうしても

考えやすいところばかり精度が上がる
漏れてても気

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惨めな自分だって、持ち物のひとつ。

惨めな自分だって、持ち物のひとつ。

自分の影響を与えられる世界は、本当に狭い。

「世界」というのは、辞書的にいうと人間社会の総称になるらしい。けれど、私が普段使う「世界」はさすがにもう少し狭い。

私はよく、自分のビジネスについて考えたり振り返ったりする。
その時に、「どんな世界を作りたいだろう?」と自分に問いかけたりするのだけど、もちろんその「世界」は人間社会全体のことではなくて。

私の持っているものを求めてくれる方が、そばに

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どうして学び、知識をつけるのか

どうして学び、知識をつけるのか

知識は、誰のためにあるのだろう。

最近、事務員をしていた2年以上前のツイートをきっかけに、取材してもらった。

2年前のこと、ちゃんと覚えてるかしら?と不安だったものの、質問された瞬間に、洪水のように記憶が流れて込んできた。

不満だったこと、腹が立ったこと。そんな記憶は印象がつよいから当然だけど、意外だったのは、楽しかったこと、やりがいを持って工夫していた時の熱い気持ちも思い出したことだ。

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おじいちゃんが、死んだ

おじいちゃんが、死んだ

おじいちゃんが死んだ。

2022年7月31日。
友人夫婦が遊びに来ていて、私はガツガツとコストコのプルコギビーフを頬張っていた。

iPhoneの画面が光って、見たら母からの着信だった。

いつもなら、誰かと食事している時は電話に出ない。けれど、なんだかよくわからないのだけど、電話に出ることにした。

3分話した。ビデオ通話は祖父母の家からで、「おじいちゃん具合悪くてあぶないから、話しかけてあげ

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