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お土産から楽しむ博物館もいいかもね

先日、図書館にて『ミュージアムグッズのチカラ』という本を借りてきました。(ちなみに2まであります)
この本は、各地の博物館(美術館や水族館も含む)で販売されているユニークなグッズを紹介した内容でした。

博物館・美術館のグッズというと、これまでポストカードくらいしか思い浮かびませんでしたが、この本を見ていると想像以上に種類が多いことにまず驚きます。Tシャツだったりお菓子だったりとテーマパークっぽい商品を展開していた施設もたくさんありました。

中でも私が気になったのが、群馬県立歴史博物館のハニワクッキーと三菱一号館美術館のペインター色鉛筆です。

ハニワクッキーは、砂糖の中に埋もれたクッキーを発掘するという博物館のこだわりを感じるお菓子でした。自宅で実際に発掘体験(っぽいの)ができるというのは、自宅でも博物館の学びができたり、学びを誰かにお裾分けできたりといった面白さがあって良いと思いました。

またペインター色鉛筆は、三菱一号館美術館で所蔵している画家をイメージした色鉛筆6色セットとなっていました。ロートレックの作品っぽい色のセット、ルノワールの作品っぽい色のセットなど、画家ごとの個性を色鉛筆で楽しめるというコンセプトがとてもいいなと思いました。紹介されていたアイテムの中で1番欲しいです。

他にも読書が好きなので、各地にある作家の記念館で販売されている本をモチーフにしたグッズ類(ノート、ブローチなど)も興味がわきました。近くのお店では売ってないようなマニアックなアイテムに出会えるのもミュージアムショップの魅力だと思います。

この本で紹介されていたアイテムの中には、博物館らしく「学び」と関連付けた物も少なくはなかったです。ハニワクッキーはその例だと思います。いろんなグッズに込めた思いを読んでいると、学びの場所は博物館だけではないことを感じます。

自分が見たい展示物で行く博物館を選んでいた私ですが、この本を読んだら施設ごとのオリジナルグッズをチェックして行ってみたい博物館を選ぶのもありかもしれないと気付きがありました。
新たな視点から行ってみたい博物館がたくさん見つかった1冊でした!

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