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【エッセイ】才能と努力

才能と努力論で言えば、才能は必ずあると思います。
何故なら、僕は絵を描くのが好きだけど全く上達せず、最近、6歳程になる友達の娘さんの絵を見せて貰ったら、既に僕よりも上手かったからです。僕の方が確実に描いてきた分量が多いのに。証明終わり。
才能とは、コツを掴む能力も含めます。いつまで経ってもコツを掴めない人間が、才能無い人間です。
僕は絵を上手くなりたいのに、全然上手くなりません。

ただ、僕が考えた一つの仮説として、日常で常に働かせている物が何の能力に向いているかで、得意な物が変わってくる、というのがあるかもしれません。
例えば、普通に生きてて気付いたら物事を分析している人は、いざ分析する仕事をするのが得意でしょう。
全体を見る事を常にしている人は、そういう仕事が得意でしょう。
気付いたら笑える事を考えている人は、芸人の仕事が得意でしょう。
先の話で言うと、常に頭の中が映像で思考している人は、絵を描くのが上手くなるでしょう。

もし、1日3時間絵を描いている二人が居て、しかし絵の上手さが雲底の差の場合。
一人は、絵を描いている以外の間も、頭の中は映像が流れている。
一人は、絵を描いている以外の時間で、頭の中は言葉による自分への独り言を唱えている。
こうすると、1日10時間以上、絵に対する脳の使い方が変わってきます。
いざ、取り組むのは3時間でも、その基礎となる脳の使い方は10時間以上も差があるのです。

僕は何も考えずに生きているか、言葉で内省的になっているので、夢の中を表現する能力や、感情を言葉で表現する能力は、多少あるかもしれません。

僕の下手な気持ち悪い絵

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