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【エッセイ】表現の楽しさは、本当の自分と繋がる事

僕は表現の過程そのものが楽しいので、表現をやめるという発想は無く、70歳になっても表現をやっているだろう。
では、表現過程のどこが楽しいのだろうか。

これは極めて個人的な事で、誰か伝わる人、同じ人がいるかわからないが、
僕の場合、表現過程で一番楽しいのは、表現をしている時、本当の自分と繋がっている感じがするんだ。
いつも生きてて、本当の自分と外側の自分がふわふわと離れている感じで、表現をする時だけ、ビタッ!とくっつく。
その快感がたまらない。その事が分析してわかった。

多分、僕の本当の自分は半狂いで、だからそれを日常生活で世の中に出せないし、出すとしても物凄い勇気がいる。
表現の時は、外の自分と本当の半狂いの自分がくっついて、バランスを取り、気持ちよい状態になれる。

前に、noteを書く楽しさは、普段何も考えてないけど書く時だけ頭を使うから脳に栄養が満ち渡り楽しくなる、と書いた事がある。
科学的というか物理的にいうとそうだが、
精神的にいうと、半狂いの本当の自分がピタッといつもの自分と交わり、くっつき、格闘し、変な体勢になり、ねじり合い、手を握りしめ合うのだ。

自分と一致している事ほど、楽しい事はない。

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