天棚 シノコ|全日本遊ぶと休むは正しいこと協会 会長

ホームスクーリングのちデモクラティックスクール、+プレーパークで育つ娘を定点観測。今日…

天棚 シノコ|全日本遊ぶと休むは正しいこと協会 会長

ホームスクーリングのちデモクラティックスクール、+プレーパークで育つ娘を定点観測。今日も楽しくはみ出しています。

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最近の記事

「不登校は親の責任」??

オンライン署名 · 東近江市長に不登校に関する発言の撤回及び不登校関係者との協議を求めます! · Change.org この東近江市の小椋さんって市長さんの発言、全文が分からなくて、いちばん詳しく載っているのがこの署名の文章なので、もしかしたら公平性を欠くかもしれないのですが、ほかに見当たらないのでこれに基づいて考えてみました。 小椋市長「憲法が規定している国民の義務の大きな一つが教育を受けさせる義務なんですよね。で、一方の大半の善良な市民は本当にいやがる子どもを無理

    • ふたかわ超学校 お話し会

      3/19和歌山県ふたかわ超学校でお話し会をさせていただきました。 映画『ゆめパのじかん』 の上映会とのコラボ企画ということもあり、プレーパークへの関心も高かった! どんな子でも年齢関係なく、無料で自由に遊べる場所の重要性がいま本当に広がっていることを感じました。 前日入りした私は朝の準備段階から会場に向かい、実行委員会の方々と少しお話ししたりマルシェの出店者さんがたとおしゃべりして(←邪魔でしかない)(そんなことない!みんな楽しそうだったもん!)(とてもいい人ばかりでした

      • また脳溢血やりました(プチ認知症体験??)

         年末に持病の定期検診にいってMRIを撮ったら、またもや一ヵ所脳溢血起こしてた。やっぱりな~、調子悪いと思ってたんだよな。  持病ってのは海綿状血管腫っつって、すごく簡単に言うと脳溢血を起こしやすい先天性の病気なんだけど(詳しくは『学校が合わなかったので、小学校の6年間をプレーパークに通ってみました』参照)、10年以上前に発覚して、5年前にも言語障害っぽくなってる?と思ったらてんかんの大発作を起こして救急車で運ばれて入院して、今回その時と同じような軽い言語障害になったわけ。

        • 通知表ってほんとうに必要なの?

           通知表、ほしい人だけもらえばよくない?  ま、少なくとも我が家は全くいらんわけだが、それは我が子ミルコが中学に入って一度も教室に入ったことが無く、授業を受けたことも無いせいなので、そんな風に思う人は少ないかもしれないけど。  小学校の時は、通知表はずっと「評価せず」と書いて下さっていた。  なので中学校でもそれでけっこうですと入学時に伝え、担任が変わるたびに伝え、それでも毎学期の通知表を付ける前になると 「どうしましょうか」 と聞いてくる先生もいて、 「いつも通り『評価

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        • 今日も楽しくはみ出しています
          7本

        記事

          今日はもうダメだっていう日(やけっぱちとも言う)

           プレーパークをサボる。  コロナになってやっと治って、だるくてだるくて仕方なかった昨日ほど調子は悪くない悪くないけど良くもないダルい眠いダルいしんどい。  相変わらず私は何も生みだしてない無価値ダメ人間で稼ぎもできないロクデナシだと思う。今日はまだ何もしてなくてただただ焦る嫌になるゴミ捨てただけ。なのにパン屋のパンが食べたくなって、カスタードのコルネと栗あんパンが。  家にいたらわーっってなって居てもたってもいられなくて家を飛び出して図書館。ついでに買いに行こうと思ったパン

          今日はもうダメだっていう日(やけっぱちとも言う)

          書籍化 決まりました。

           「ムスメ小学一年生、私たちは学校をやめることにした」シリーズが、なんと本になりますー!  『学校が合わなかったので、小学校の6年間プレーパークに通ってみました』  天棚シノコ著  太郎次郎社エディタス  いったん自分ひとりで書き上げたものを、書き直し削り新しく書き…。noteの更新もほっぽらかして書いてた。ほったらかしちゃダメだろう。  でも楽しかったー!  ホームスクーラー家族として過ごした六年間はめっちゃ楽しかったから、それを書くのもやっぱり楽しかった。  書き終

          学校へ行こう②

           (前回からの続き)学校へ行こうといってもさ、学校を監視したほうがいいとかそういう話じゃないのよ。学校や先生は敵じゃないからさ。  敵じゃなくて、学校と保護者と地域は、そこの子どもたちを一緒に育てていく仲間なんだよね。  PTAってそのためにあるんだよね、きっと。PTAのPはペアレンツ、Tは地域だよね、きっと! Aは…A…明日の学校をつくるのは俺たちだ!! の略だしね(parent‐teacher associationだそうです)。  でもまず学校と保護者と地域が仲間だって

          学校へ行こう①

           子どもに言ってるわけじゃなくてね、大人の方への提案のひとつなんですわ~。  何でそう思ったかっつーとね、子どもたちが行っている公立の小中学校が、いまどんな風なのか知ってる大人ってどのくらいいるのかなあ、と思ったんですわ。意外とみんな実情を知らないんじゃないかな~?と。  あ、我が子は公立学校行ってないので、もちろん私は知らないです。すんません。  娘は14歳くらいだが、デモクラティックスクールという謎のスクールに通っているのだ。いや別に謎ではないんだが。デモクラティック

          そして私はババアを目指す

           ふざけたババアになりたい。それが今の私の夢である。別にふざけているわけではない。どっちだ。  今までの私は頑張りすぎて、自分に厳しくあらねば、と思い込んでいたから、一緒にいてなんか息苦しいヒトだっただろうなあと思う。  周りの人、よくそんな私に付き合ってくれてたよ、ありがとう。  みんなたぶん天使とかだろう。みんなのプリけつがキラキラと輝いて見える気がするわ…。  要するに格好つけたかっただけなのだ。出来る自分、ステキな私、すごいと言われるオトナの対応ができる人。  で

          思いと、話すこと、書くこと。

           一週間前、ぎっくり腰になった。人生初である。  重いものを持ってなくてもなるという話しは聞いていたが、まさか自分もそうなるとは。ビニール袋を拾おうとしただけなのに。  幸いそんなにひどい症状ではなく、家の中をよぼよぼしながら動いていたら、十年来の友人が駆けつけてくれ、レイキを施してくれた。レイキって何か知らんけど。中国四千年的なやつか? たぶん違うと思う。  何かはよく分からないが、とにかくこれがけっこう効いて、次の日はずいぶん楽になった。恐るべし中国四千年のチカラ。うん

          人にやさしく

           夕食時、娘ミルコ(中1)が習い事でのことを話していた。 「Aくんがさ、『人にやさしく自分に厳しくだよ』って言ったんだ。」  それを聞いた私は (ほほう、Aくんなかなか立派なことを言うではないか) と思いながら、もぐついておった。  事の顛末は、 ①習い事の最中にBくん(中1)が、小学校低学年の子たちにちょっかいをかけられた ②Bくんが気を悪くして、その子たちに何か軽くやり返した ③それを見たAくん(小6)がBくんに、人にやさしくしなきゃいけないと言った ということらしい。

          しつけとか教育とか盆栽とか(こう見えて子育ての話)

           唐突ですが、盆栽ってご存知ですよね。あのカツオが壊して波平さんに怒られるやつ。  私、最近知ったんだけど、あれって盆栽主(そんな言葉があるかどうか知らないけどこの場合波平ね)が「こうしよう」って思い描いた枝ぶりにするために、針金とかでぐるぐる巻きにして育てたりするんですってね。  それを聞いた瞬間、「ちょっと怖いかも…」と思ってしまったのでした。  盆栽したい人の思う形に縛り上げられ、しかも針金…。うう痛そう。  盆栽の松とかに産まれなくてよかった。される側だったら絶対イ

          しつけとか教育とか盆栽とか(こう見えて子育ての話)

          最近のお母さんたちがかわいすぎる問題について

           最近の若いお母さんたちはどうなっておるのか。オシャレだし可愛いし、いつもニコニコして感じが良くて、素敵すぎやしないか。ドラえもんの出木杉くんなのか? いや出木杉くんは男性だ。  急に思い出したが、もちろん私も若いお母さんの時は、オシャレで可愛いと各地で評判であった。各地がどこかは秘密だがな。  その上子どもにも常にほほえみを絶やさず、イライラして大声で怒鳴ることも一度足りとてなく、同じマンションの人に、 「最近、煮詰まってるみたいね、大丈夫? なんか声が聞こえてたけど…」

          最近のお母さんたちがかわいすぎる問題について

          お母さん 年中無休 なんて無理

           天棚、こころの一句。  ふり返って見れば、子どもが一人しかいない私でも、24時間何日もずーーーっと子どもと一緒にいるなんて無理だった。  特に二歳のころ。まだ幼稚園に入る前で、まさに一日中二人きりで、いろんなことが出来るようになってきて、でも何にもできない時期。  自分がおたんこナスだという自覚はあったんで、”ちゃんとしたお母さん”はハナっから諦めていたが、それでもやっぱりたまるストレスに、絵本を読んでる最中に突然号泣したりする日もあった。だいぶヤバイだろう、それ。

          すき焼きのシメから不登校について考えてみる

           むかしむかし20代の頃、バイト先ですき焼きについて話していて知ったのだが、すき焼きってシメにご飯いれないのね。  その場にいた人はうどん派ばかりで、 「雑炊って! 高級な犬の餌じゃん!」 と大ウケ。えええ!普通はご飯いれないの?!とめちゃくちゃ衝撃を受け、 「ウチだけ変なことしてた!」 と思っておった。  しかし長年の習慣とは恐ろしいもので、それ以降もうどんに魅力を感じず、喜んでご飯を投入し続けておりました。  もちろん家族はごはん当然。何のためらいもなくご飯。元からうど

          すき焼きのシメから不登校について考えてみる

          私たちが学校に望むものは、たった一つしかないのに

           そうこうしている最中ちょうど娘が通っていた自主保育の運動会があり、同窓会がてら遊びに行くことにした。  そこに入る前、夫が「園舎もないなんて考えられない」と反対していたこともあって、ミルコが二歳の時も運動会を見学に行ったのだった。  いわゆる普通の幼稚園の中でもいいかも?と思っていた園があり、そこも見に行って、比べてみようと考えたのだ。  その幼稚園の運動会は先生が笛を吹いて、子どもたちはそれに合わせて入場し、行進して踊って…、といういまだに昭和みたいな感じで 「うーん、

          私たちが学校に望むものは、たった一つしかないのに