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自閉症&不登校児の工作 写真展6

最近、やはり心が不安定な息子です。

自閉スペクトラム症で、先の見通しが自分では予測しにくい特性がありますが、それ以上に不安感がすごく強いタイプでして、常に強大な不安に押し潰されそうになりながら生活しています。

外出時は手を繋がないと歩けない。

歩道の端はゴミや動物の糞が落ちているかもしれないから歩けない。

歩道の真ん中は通行人とぶつかりそうになるから歩けない。

もう、どこも安心して歩くことができません…


そんな息子は、やっぱり家が一番落ち着く場所なんです。

今日も工作&一人遊び(再現遊び)に夢中になっています。

工作できる。遊べるってことは心に余裕がある証拠。

学校に行けなくたって、勉強に取り組めなくたって、それでいい。

今はまだ心の傷を癒している時間。心のエネルギーを充填している途中。

いつか新しいことにチャレンジしたいと思える、その時まで、息子を信じて待っていたいと思っています。


今回の工作では、同じ部品を改造して、4パターンの作品を作りました!

高速ボート(潜水も可)

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丸いカップの方がボートの前側です。

普段は水面を走るように、超高速移動できるボートですが、敵に襲われたり、海底を調査する場合には、潜水することもできるそうです。

このボートの”黄緑色の箱”と”黄緑色のパック”の部分を使用して、あと3パターンの作品を作っていました。

次の改造作品はコチラ↓

シャベルカー

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シャベルがついている上部のカップは、接着せずに被せているだけ。

なので、クルクルとシャベルを回して動かすことができます。

ヘリコプター

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何だかジブリに出てくるようなディテールのヘリコプターです。

上部のプロペラは接着していないので、クルクル回すことができます。

中(隙間)に、レゴやブリオの小さな人形だったら乗せることもできます。

ゴリラ

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コレ、私好みの作品w

両腕の形がゴリラそっくりです!

しかも、きちんと稼働するようにセロハンテープでくっつけてあります。

そして、足部分も稼働するように、セロハンテープ同士をくっつけてビニール紐状のものを作り、それを腱にして胴体と足部分をくっつけています。

そのために、足部分がブラブラと自由に動くようになっています。


全て、息子が自分で考えて、一人で作り上げたものです。

年相応の作品かどうか、それは分かりませんが、工作や遊びを通して、物事を考える力想像する力やり遂げる力は、少しずつではありますが、息子なりに発達しているように感じています。

発達障害がために、生きづらさも多いですが、息子の良さも変わらずあります。

今後も、工作や遊びを通して、良いところを伸ばしてあげたいと思っています。


他の工作作品はコチラ



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