【ゴールデン・ラズベリー賞】最低の映画を決める映画賞。最低の栄光は誰の手に？

皆さんこんにちは、ぐっちです。

皆さん映画は好きですか？コロナ禍で映画館に行きづらいご時世ではありますが、現在では自宅で映画を楽しめるサービスも充実しているので色んな作品を手軽に楽しめるようになりましたね。

世界中で親しまれてアカデミー賞などの有名な賞がある映画という文化ですが、実は最低を決める賞があることをご存知でしょうか？今回はマイナーな賞（映画編）を紹介していきたいと思います。

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ゴールデン・ラズベリー賞とは何か

毎年アカデミー賞の前日に行われる、その年の最低評価の映画に贈られる賞です。ラジー賞とも呼ばれています。

「野次」を意味する「Razz」からつけられた「Razzie Award」がこの賞の正式名称ですが、「Razz」にはラズベリーを意味する言葉でもあるため、今の名称になりました。

「ラズベリータルト(raspberry tart)」が「おなら(fart)」にかかっていることからラズベリーはおならを真似た音、つまりブーイングという意味も含まれているんです。

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ゴールデン・ラズベリー賞の部門や歴史

主要な部門は以下の部門になっています。

• 最低作品賞

• 最低監督賞

• 最低主演男優賞

• 最低主演女優賞

• 最低助演男優賞

• 最低助演女優賞

• 最低新人俳優賞

• 最低脚本賞

• 最低音楽賞

• 最低主題歌賞

最低を決める映画賞といっても基本的にジョーク色の強いこの賞は、最初こそB級映画が部門を独占することもありましたが、近年では本当に酷い作品に与えられる賞ではなくなってきています。

具体的には、完成度は高いものの物足りなさがある作品や、尖りすぎて一般受けしなかった作品などが受賞することもあり、ゴールデン・ラズベリー賞受賞＝つまらないというわけではないんです。

そのため、第一回の受賞では(1980年)アカデミー賞の前哨戦と位置づけられているゴールデングローブ賞と同時受賞している男優も存在します。

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また、その年限定や数年だけの部門が作られることもあり、過去には「最低リメイク賞」「10年間の最低作品賞」「最低人命軽視と公共物破壊しまくり作品賞」などが挙げられます。

仮にも褒められるような章ではないのでトロフィーを受け取りに来る方が稀なんですが、第八回で初めて受賞者にトロフィーが手に渡り、第十六回では初めてトロフィー授与が実現しました。

映画にはこんな楽しみ方もあると知っていただけたら幸いです。色んな作品を楽しんでくださいね。