アルPカ父

教育業界に10年ほど勤務(営業)。長男2017年・次男2020年誕生。育休を2020年…

アルPカ父

教育業界に10年ほど勤務(営業)。長男2017年・次男2020年誕生。育休を2020年に1ヶ月半とりました。現在は子ども2人保育園(別園)で共働き。妻と子どもの気持ちがさっぱり分からないので、日々の出来事からできるだけ言語化し、整理しています。

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【自己紹介】育休が目的でなく手段だと気づくのに2年かかった

教育業界で営業を8年していますが、今だに仕事を一緒にしている方々から「もっと人の気持ちを分かった方が良いよ」と言われます。映画・小説・ドラマでも「この登場人物は何故このような行動をするのか?」を妻に訊き、妻を呆れさせています。 そんな人の気持ちが分からない私ですが、第2子が8/3誕生し、育休を7/27-9/4まで取ります。何が決意めいたものがあるわけではないですが、ここまでに至る経緯を記録し、自己紹介に変えさせて頂きます。 ・2017年9月長男が誕生して2週間後に初めての

    • いつのまにかリアルで育児かまってちゃんにトランスフォームしていたことに気づかされた夜 ―SNS上での近況報告と育児ポエムとの境界線―

      「最近のFBの育児ポエムなんなん?笑」 久しぶりに大学の友人と飲みに行き、2軒目のラーメン屋でラーメンをすすりながら言われました。酔いが一気に冷め、色んな思いをスープと一緒に飲み込みました。 転勤族なので友人・知人との固定的なつながりはほとんどなく、そのせいか久しぶりに会う友人に近況を伝えるのが億劫だなというところから、近況報告を四半期に1回していました。その内1回は長男の誕生日に必ず投稿しており、そこでは我が子の近況も掲載していました。 近況の内容は「長男が〇歳になり

      • 地獄とその解消、そして大人でもできないこと(長男4歳おめでとう)

        長男が4歳になりました。毎年ドラマがあります。忘れないように記録します。 ・衣食住、自分の周りのことがある程度できるようになりました。トイレにいくことすら嫌がっていた(地獄)のが、自分1人で突然(本当に突然!)行けるようになりました。 ・風呂も嫌がっていましたが(地獄2)、バスボールを使ったり(中のおもちゃが欲しい)、保冷剤を入れたり(湯船で溶けるのが楽しい)色々やっている内に何も言わずに入るようになりました。 ・「保育園に行かない!」と毎朝駆け引きしていた頃(地獄3)は過

        • 入園式で私1人だけが泣いていた(と思う)

          久しぶりにお酒を飲んだらこの前の長男の入園式のことが思い出されて1人でグッときたので、記録します。 結論から言うと入園式でほぼ泣きました。 人の気持ちがよくわからず、ドラマや映画で「何でこの人泣いてるの?」と妻に訊き妻を呆れさせ、そんな感じなので仕事でも人の気持ちが読み取れず、日常的にさまざまな方に多分に迷惑かけている私ですが…泣きました。 入園式は最後手遊びを先生とみんなで実施し、その後童謡の「ちょうちょ」を歌うというものでした。長男はそれを戸惑いながらも1人でやりきっ

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          療育という場所

          長男の1年の療育期間が終わりました。次男が産まれてからは私がほぼ毎週通わせていたので、私と長男と療育との付き合いは半年くらいになります。卒業というほど感慨深いものでもないですが、色々な発見があったので通わせるまでから現在まで記録しておこうと思います。(療育に関して専門知識皆無なのであくまでも素人の記録です…) 1.通うまで・長男は一言で言うと「マイペース」です。1歳前後はとにかく泣く、泣き止まない。朝も昼も夜も。次男がそんなに泣かないので今思うと長男はすごかったよね、と妻と

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          寄り添うということが分からない人と寄り添いすぎる人

          営業を8年しているとよく社内で聞くフレーズに出会います。その内の1つが「お客さんに寄り添え」です。よく聞く言葉は仕事の本質を捉えている場合が多いのですが、この言葉についてはパワーワード的な特徴を多分に含んでいると感じています。今回は若手でお客さんに寄り添うことそのものが分からないという若手社員と、顧客に寄り添いすぎて自分で自分の首を締めるベテラン社員について感じていることをまとめます。 1. 寄り添うということが分からない人お客さんとコミニュケーションをとる時に、先輩社員か

          寄り添うということが分からない人と寄り添いすぎる人

          次男誕生直後、1ヶ月入退院を繰り返した時、私達は。

          次男が誕生し、1ヶ月弱入退院を繰り返しています。正確に言えば、3日間入院→1日だけ退院→検査→検査が良くなく、再び入院というループを繰り返しています。 「はあ…これで7回目」と妻が呟いていました。まさか入院回数を数えていたかと思うと驚きを隠せません。私は日数で数えており、妻は回数で数えていました。これが夫婦の違いなのでしょう。 入院した方が良かったなど、口が裂けても言えませんが、この間に感じたことはこれから先滅多にないことかなと思ったので記録に残します。同じ状況になった皆様

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          保育園帰りに聴いたOfficial髭男dismで泣いた

          音楽を聴くとその時によく聴いていた場面が思い出されることがあります。そのまた逆も然りで、音楽を聴くと「ああこれ私のことだよな…というか私のためにこの曲はあるんだな」という感覚になることがあります。 曲を作った人は「そんなつもりで作ったわけじゃないけどな…」と思っているかもしれません。けれど、そのような感覚を生み出す曲は人の心にこれからもずっと残る曲とも言えます。 私にとってその曲は『115万キロのフィルム/Official髭男dism』でした。 アルバム『エスカパレード』の

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          保育士さんが神様にしか見えない

          次男(0歳)が入院延長が決まりました。「数値が下がるまで帰れま10」をリアル進行中の我が家ですが、「まあそうだろうな」という気持ちと妻の言うように「3%くらいの確率で帰れないかな」という、運否天賦の気持ちがないと言えば嘘になります。 そんな不毛な帰れま10を家族で続けられるのも、長男(2歳)を一時保育で預けている保育士さん達のおかげだと断言できます。今まで最長でも2.3日しか利用したことがありませんでしたが、数週間も利用するとなると、家族ぐるみで本当に支えられていることを感

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          「魔の2歳児」を乗り越えた偉大な皆様…私はもう駄目かもしれない(だけど子どもは可愛い)

          次男誕生半年前から予兆があり、育休中の現在確信に変わったのですが、長男が「魔の2歳児」に突入しました。全国の「魔の2歳児」を乗り越えた偉大なる皆様、心より尊敬を申し上げます。僕は「はああああああああーーーーーー?!?」ということばかりで、正直もう駄目かもしれません。やられてばかりもいられないので、長男でよく起こることについてここにまとめておき、精神を落ち着かせたいと思います。 1.「する!」「しない!」どっちやねん論争突如、いつもしていること(朝の着替え、お風呂等)を「しな

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          夫婦の役割は決めるのではなく、ピンチの時に決まっていく

          昨日次男の2週間検診で無期限入院が決まりました。数値が下がるまで入院で、その間妻は付き添います。「数値が下がるまで帰れま10」パターンは妻が入院した時に夫婦で以前経験しました。その時にも思ったのですが、こういうピンチの時ほど「夫婦の役割」が洗練され、家族が前に進みます。 役割は決めてそのまま固定ではなく、これからも柔軟に変わっていくとは思いますが、今回の次男入院を経て感じた夫婦の役割を記載します。 1.【日常】妻は超実務特化、私は実働部隊これはもう結婚前からなんですが、妻

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          次男誕生で父性が長男誕生年比1000%になっていることに気づいた

          教育業界の営業にも関わらず、子ども嫌い(子どもの成長が好き)しかも、感情を排除してドライに仕事をすすめていくことが多い私は長男誕生時は自分の子どもが産まれたという感覚がしばらく持てませんでした。子どもを抱いても「これが自分の子どもなのか…?」ということしか思えませんでした。 しかし、今月次男が誕生し、子どもを抱いた時、 「うわああああああ!!かわいいいいい!!!!だいしゅきいいいいい!!!!」 と父性が爆発していました。 あまりにも長男誕生時と感情が違いすぎるのでこの

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          子どもが産まれて妻の気持ちがさらに分からなくなった私の妻に関する仮説検証実践(ただし、ほぼ撃沈)

          営業の仕事で「人の気持ちをもうちょっと分かるといいんだけどなあ…」と言われ続けていた私がさらに共感性の高い活動を求められる妻への関わりについて、これまで撃沈(≒妻に愛想をつかされる)し続けてきました。 子どもが産まれると輪をかけて撃沈することが多くなりました。1番一緒にいる相手なのに、何を考えているか、私に何を求めているのか、全く分からなくなりました。 子どもが産まれる前は時間が解決してくれることが多かった(というか、距離を置いていただけ)のですが、子どもが産まれると子ど

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          もし「育休どうだった?」と訊かれたら、私は何と答えるのだろうか?

          6週間育休を取っていて、現在折り返し地点まできています。家族および保育士さん以外での人の接触がほぼない状態の私ですが、育休が明けたら、色んな人に「育休どうだった?」と訊かれるのではないかと予想しています。 仕事が営業のくせにアドリブの会話が苦手なので、そんな自分のために訊かれるであろう人を想定して事前に返答をこちらにまとめることにしました。 ※参考:育休を取ろうと考えた経緯↓ 《ここからは返答を想定し、口語体で記載します/登場人物はフィクションです(私の周りの方々の情報

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          子どもが産まれる前の私にこれだけは伝えたい

          子どもが産まれて3年があっという間に過ぎ、その間に色々と考え方も変わっていきました。転勤族で今の支店も大先輩(※子ども誕生時はモーレツに働いていたと思われる)か入社して間もない後輩しかいないので、相談しても「なるほど!」と思える話はありませんでした…。 そういった経緯から、今の自分が子どもの産まれる前の自分に何か伝えられることがあるとしたら何だろう…と良く考えるようになりました。もし子どもが産まれる前のパパさんが読んで頂き少しでも引っかかるところがあれば嬉しいです。 《以

          子どもが産まれる前の私にこれだけは伝えたい