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地獄とその解消、そして大人でもできないこと(長男4歳おめでとう)

長男が4歳になりました。毎年ドラマがあります。忘れないように記録します。

・衣食住、自分の周りのことがある程度できるようになりました。トイレにいくことすら嫌がっていた(地獄)のが、自分1人で突然(本当に突然!)行けるようになりました。
・風呂も嫌がっていましたが(地獄2)、バスボールを使ったり(中のおもちゃが欲しい)、保冷剤を入れたり(湯船で溶けるのが楽しい)色々やっている内に何も言わずに入るようになりました。
・「保育園に行かない!」と毎朝駆け引きしていた頃(地獄3)は過ぎ、「保育園に行かないの?」と門が開く30分前くらい前に言うくらいには保育園が楽しみになっているようです。(通園は自転車で5分)

というように挙げればキリがない地獄およびその解消の連続でした。もう4年も経てばどんな地獄も「いつかは終わりが来るしな」と俯瞰できることも増えましたが、毎日となると込み上げるものがありますね。(乗り越えた時の感動もひとしお)

自分の周りの人に注目すること、これで本人自身が苦戦している(大人の私も昔から苦手)なあということがありましたが、この前そのことで少し変化したことがありました。

長男が発熱し、治ったと思ったら次男が発熱し、12日間くらい夫婦で仕事のやりくりしながら看病(地獄4)していた時でした。次男は治りかけると病児保育に預けることにしました。長男と次男を迎えに行こうと仕事を切り上げ長男を迎えに行ったところで、自分は病児保育に迎えに行ったことがないことに気づきました。「ああ、次男どうやって迎えに行ったらいいのかなあ…」と呟いて妻にLINEで聞こうとすると、自転車の後ろから、

「僕知ってるよ」

という声が。長男は妻とともに迎えに行ったことがあることをその時思い出しました。

「お父さん、知らないわ。教えてくれる?」
「うん、いいよー」

自転車で病児保育まで向かい(長男次男は別園)、自転車で長男をおろすと、「こっち!こっち!次男ちゃーん、待っててねー」と場所を教えてくれ、玄関のチャイムを押してくれました。(私は押すことすら知らなかった…)

中に入ると「これとこれを持って帰るんだよ」と色々渡してくれました。保育士さんが今日の次男の様子が書いた手紙を私に渡そうとすると、「うーん…これはお母さんに渡しておこう」と荷物入れにしまい込みました。次男を抱きながら、荷物を持っていこうとする私に「僕が持つ!」と言いながら自転車まで向かおうとしてくれました。(ただし重くて運べない汗)

当たり前ですが乳幼児は己のことしか考えられません。下手したら大人だって己のこととしか考えられない瞬間があります。自分の周りの人を思うこと…長男にとっては最難関だよなあ、と日頃の振る舞いを見ていて思っていたのですが、そう思っていたのは私だけで、長男の中で日々心も大人になっていっているんだなあとしみじみ思いました。

1つ解消したと思ったら1つ表れる日々ですが、また1年家族で一生懸命過ごしていこうと思います。

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