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もし「育休どうだった?」と訊かれたら、私は何と答えるのだろうか?

6週間育休を取っていて、現在折り返し地点まできています。家族および保育士さん以外での人の接触がほぼない状態の私ですが、育休が明けたら、色んな人に「育休どうだった?」と訊かれるのではないかと予想しています。

仕事が営業のくせにアドリブの会話が苦手なので、そんな自分のために訊かれるであろう人を想定して事前に返答をこちらにまとめることにしました。

※参考:育休を取ろうと考えた経緯↓


《ここからは返答を想定し、口語体で記載します/登場人物はフィクションです(私の周りの方々の情報を改変しています)》

1.直属の上司

【上司情報】
・50代中途入社 
・前職は専門商社(鉄鋼)
・1回離婚しており、子ども(一人っ子/長女/大学生)は奥さんの元にいる
・離婚後、再婚しており現在は奥さんと2人で暮らしている

あっというまでしたね汗 家事は毎日ほぼ固定されているので、自分が覚えて役割を果たすよう試行錯誤すれば、馴染んでくるんですけど、育児は毎日イレギュラーの連続で…。
自分が育休前に子どもに関してやっていたことは妻がしていることの1%未満だということにも気づきました。そういうことが骨身に染みた6週間でした。それが知れただけでも良かったです。

長男は生後2ヶ月半で転勤先に実家から妻と共に来たので、気づかなかったのですが、乳幼児はまだまだ親が気にかける時間が物理的に必要だということも感じました。

…え?9月からの勤務体系ですか?お気遣い頂きありがとうございます…!

妻とも話して、しばらくはフレックス勤務を活用して7時に出社して遅くとも17時には帰宅しようかと考えています。仕事には支障のないよう力を尽くします…!!

2.同じ支店の後輩

【後輩情報】
・3つキャリアが下の男性社員
・成績はエリアで中の上
・昨年結婚し、奥さんが仕事を辞め転勤族である後輩について行く形となった。

家事育児、妻の精神的サポート以外は何もできなかったよ…というかそのための育休だと感じたね。むしろ今まで過去どうやって世の中のお母さんは乗り越えてきたのかなと…。

奥さん、たしか実家遠かったよね?育休とるかどうか少し話しても良いかもしれないね。育休取るなら、その期間仕事手伝えることは何でも言ってね。

…え?お客さんに申し訳ないからできないと思う?そういう考え方もあるだろうね。現に私も「育休前にしっかりやってくれなきゃ困るからね!何でこんな時期にとるんだか…」って何人かに言われたし…。一部のお客さんとの信頼関係は一時的に悪くなることは否定できないよ。
そうなることを前提で考えた時、育休を取ってると少しは子育てのしんどさが体で分かっていることを育休後の強みにするしかないよね。
ほら、うちの会社はお客さんは女性が多いから子育て話に育休前よりかは共感できると思うのよね。
「下の子生まれたから、上の子の宿題見られません」って話、これまでお客さんから何万回と聞いたと思うけど、その時どんな状態になっているかリアルに想像出来るし、そこから共感もできる。その頃には育休をとった時に失った信頼関係も取り戻せているよ。

あくまで良いイメージを伝えただけだけど…育休は仕事に支障がないことをこれからも仕事しながら考えていくわ。育休についてお互い感じたことがあったらまた話そう。

3.大学時代の友人

【友人情報】
・32歳製薬会社の研究職
・2年前、合コンで知り合った6つ下の女性と結婚
・奥さんは結婚を機に退職。現在パート勤務
・数年後、家を購入を検討している
・子どもは現時点では何も考えていない

育休取るって話した時、「奥さんに尻敷かれてんな~笑」って言ってたけど、尻に敷かれてようが敷かれてなかろうが、育休は健やかに家族で過ごすための1つの手段かなと感じたよ。

子どもが産まれると自分の時間が減ることを心配していたけど、子どもが産まれると自分の時間が家族の時間と重なる瞬間を感じることがあることに気づいたのよ。
旅行や趣味、派手に夜遊びする等、非日常の活動から人生を楽しむということと家族の時間はまた別の世界にあると言っていい。なんて事ない日常が大切に感じる事があるのよ。育休はそれを感じやすい。産まれて間もない次男を抱いて目が合ったり、長男と平日にかき氷買って芝生の上で食べたり…言葉にすると本当になんてことないんだけど、「このために生きてきたんだなあ…」と思うことが増えてきたよ。

くどくど自分語りしてしまったけど、また馬鹿話しようや笑 Zoom飲み会は下火になってしまったけど、Zoom自体は良いコミュニケーションツールだと思うし、また話そう!!

4.妻

【妻情報】
・育休取得の経緯は冒頭リンク参照
・次男誕生までの出産の悩み↓ 

こんなに子どもが可愛いと思えるとは思わなかったよ。長男の時はただただ混乱・悩みばかりたったけど、育休を通じて長男も次男も本当に可愛いとより思えるようになったな。
昔、「育児は99%嫌なことだけど1%に救われる瞬間がある」って言ってたけど、それがどういう意味が少しわかったよ。ずっと子どもといると山あり谷ありどころか谷しかないのな笑 でも、純粋になんてことないいつもの食べ物の美味しさや日常の景色の綺麗さに子どもが感動する姿を見ていると救われることがある。また生きることを頑張ろうって思えるね。

それとは別のところで家事や育児を一気通貫で覚えるところから、大変迷惑かけました汗 機嫌を伺ってしまうのが自分の悪い癖で、そのせいで覚えが遅くなるのは分かっていても機嫌を伺うように過ごしてしまうこともあったよ。できるだけではだめで、組み立てることもできないと家族の生活は成立しないことも知ったよ。毎日同時に活動を回していかなければいけない。

仕事が始まると全てを自分ができるわけではないけれど、自分の家事育児の物理的な役役割は拡張していきながら、〇ちゃん(妻)が描く全体像をイメージしてそこに自分も乗っていくようなそういう取り組みをしていきたいと思ってる。

とにかく家族全員が健康。これにつきるね。これからも宜しくね。


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これで今後訊かれてもアワアワせずに済むでしょう。こんなことも盛り込んだ方が良いというのがあれば是非コメント頂けると嬉しいです…!!


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