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愛はフラクタル(始まりも終わりもなくそれは波のように)
あ、忘れていた、ずっと。
いつの頃からか
役に立つこと
とか
ためになること
とか
「達成」
とか
「実現」
とか
未来のために
この本を読まなくては
誰かのために
この記事を書かなくては
そんなことたちと 戯れてたら
いつの間にか 追いかけられて
ただ
イマ
ここ
の
わたし
と
せかい
と
愛し合うことを
忘れていた。
否
ほんとうは
忘れてなんていなくて
だけど
時代の
星が堕ちる最期の際の金の名残
山の上に星の尻尾を観に行ったら
同じように観たいひとだらけで
車のライトで山の麓より夜が明るかった。
それでも流れ星をふたつと
双眼鏡の向こうにかすかな尻尾
肉眼で見える前に
悠太郎がネムネム限界なので
山を降りた
6000年に一度の天体ショーに
ひとは(わたしは)こうもざわめくけど
毎日日が昇り日が沈むことだって
地球の上の我々が振り飛ばされず立ってることだって
葉っぱの上の朝露がコロリン
森の奥のそのまた向こう
森の向こうに
川がある
川の向こうに
町がある
町の向こうに
山がある
山の向こうに
海がある
海の向こうに
島がある
島の向こうに
船がある
船の向こうに
鳥が飛ぶ
鳥の向こうに
風が吹く
風の向こうに
岸がある
岸の向こうに
霧が降る
霧の向こうに
星が堕ち
星の麓に
きみがいる
きみのさなかに
ぼくがいる
ぼくのさなかに
森がある
森の向こうにあるものは
巡り廻りて螺旋となって
まわる小さな
愛してるって言わなくたって
世界が変わる学校オンライン
水曜日は遠足。
意識という名の広大な海山へ
「本日のテーマ」をリュックに背負って。
今日のテーマは「家族」。
みんな、家族って
それぞれに
物語をぎゅっと
握って
抱きしめているもので
誰かの物語が
ほかの誰かの物語とかさなったり
誰かの涙と開放が
ほかの誰かのそれをみちびいたり
ほろほろと
紐解かれる
学び舎の友の
こころのうちに
いつのまにか
じぶんの
響きなさい 響かせなさい
響きなさい
響かせなさい
あなたは音
あなたは光
揺らぎ
紡がれ
放たれ
また引き合う
その繰り返し
永遠の螺旋の
たった一段は
終わりのない音楽の
一個の音符は
ひとつでありながら
すべてであることを
響きなさい
響かせなさい
いのちの音を
照らしなさい
映しなさい
あまねく光を
内包し
開放し
在ることを
在るがままに
疲れたって言ってもいいって
ステイホーム中も
毎日のように
悠太郎におっぱいあげながら
オンラインの学び舎へ。
こないだは
わたしのこころの縁側
IAC Labの対話会に参加。
テーマは「信頼するということ」。
女たちが お茶を片手に
オンラインで 集まって
今ここから
これからの
未来のこと
この星での
新しくて
懐かしい
暮らしのこと
わたしといえば
ここんとこ
ちょっと
おつかれモードで
自分のことも
パ
同じように生きてる
ひとがどんなに惑っても
鳥は飛んでいる
花は咲いている
虫は湧いている
ひとがどんなに怖れても
月は満ちて欠け
波は寄せて引き
陽は昇りまた堕ちて
この星の自然の
揺蕩ういのちの流れが
私という名の自然の中でも
同じように巡っている
一瞬とて休むことなく
そのことを
お忘れなく、私
恐れの暖簾をひょいとくぐれば
恐れの向こうに、なにがある?
愛がある。
大切なひとがいる。
失いたくないものがある。
生きて生きて、
創造したいじぶんがいる。
だから、恐い。
いま
恐れを感じているじぶんの
いのちの脈動に耳を澄ます
まだ起きていない未来ではなく
哀しみにくれた過去ではなく
今生きている息をしている
じぶんの、誰かの、木々の空の
いのちに目を向ける。抱きしめる。
その上で