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星が堕ちる最期の際の金の名残

山の上に星の尻尾を観に行ったら
同じように観たいひとだらけで
車のライトで山の麓より夜が明るかった。

それでも流れ星をふたつと
双眼鏡の向こうにかすかな尻尾

肉眼で見える前に
悠太郎がネムネム限界なので
山を降りた

6000年に一度の天体ショーに
ひとは(わたしは)こうもざわめくけど
毎日日が昇り日が沈むことだって
地球の上の我々が振り飛ばされず立ってることだって
葉っぱの上の朝露がコロリンと光ってることだって

ぜんぶがド級のうつくしい奇跡で

わたしが(あなたが)このように
ただ生きて息をしてることだって
何億年も続く命の輝く尻尾そのもので

それは 続いていく

それは 星が堕ちる最期の際に光った金の名残。

ここから愛を感じたら、愛を循環させてみてください^^ LOVE & HUG!! 愛より愛こめ。