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905 人のためになることが最大幸福である

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【人のためになることが最大幸福である】

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なぜ人が物を手に入れるのかというと、
簡単に幸福感を得られるから。

なぜ人がブランド品で身を纏うのかというと、
簡単に他人から評価を得られるから。

人はめんどくさいことは避けたがるし、すぐに効果が出ないことも避けたがる。
大人になればなるほどすぐにコツを求めて、すぐに答えを求めて、すぐに意味を求める。

子どもを見たらわかるように、何かをすることに意味なんて求めていないし、何かをやることにコツなんて求めない。
やってやってやって失敗してコケてまた立ち上がって、いつの間にか上達する。
そのプロセスにたくさんの経験と学びがある。

であったにも関わらず、僕を含めた大人たちはすぐに意味とか効果とか求めて、簡単に答えを出しては単純な道筋を辿って、できるだけめんどくさいことを避けてすぐに効果があることを優先しようとする。

ある意味では熟しているのかもしれないけれど、果たして自分の人生とは?を問いかけるとなかなか簡単に答えは出せそうにありません。

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物を手に入れることが良いとか悪いとかいうことではなくて、
『自分の人生の幸福とは?』
という問いかけを自分でしていかないとすぐに見失ってしまいます。

誰もそんなことを問いかけてくれないし、
例えば役職が上になればなるほど叱ってくれる人がいなくなるように、大人になればなるほど他人は自分にことに興味をもたなくなってきます。

大人になったあとの人生なんて、所詮は全部自分の責任。
自分で何もかも決めていかなければならないのです。

物を手に入れることの喜びは、誰にでもあります。
物を得ないと生きていいけないし、物を使うことが人間たらしめている証拠でもあります。
道具を使うことで人類は発展を遂げてきているので、道具や物への感謝は絶対に必要でしょう。

しかし、明らかに物に振り回されている人生を送っている人がいるのも事実。
手に入れることばかりに執着してしまい、人生という有限な時間を適当に過ごしていませんか。

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物を手放すことで、見えてくる世界は変わってきます。

いかに自分が物に執着し、物に時間を奪われ、物に依存してきたのかを突き付けられるのです。
しかし、一度物から解放された時間を過ごしてみると、一日24時間の大切さを知ることができます。

さらに、物を手に入れる喜びから昇華させ自分の人生における喜びを考えてみると、物を手に入れることが最上の喜びではないことに気付けるのです。
そこまでいけたら、物を手に入れることとは?を考察するようになります。

結局のところ、過去から今の今まであらゆる物を手に入れてきたにも関わらずまだなお手に入れようとするということは、この先何を手に入れてもきっと満足することはないと自覚することが大事なのです。

物欲が満たされる一瞬の喜びはきっとあるでしょう。
しかし、どうせ飽きてまた新しい何かを手に入れようとするのです。
今までそうやって過ごしてきたのだから。

自分の心と向き合って、本当に必要な物が何なのか、人生における自分のミッションは何なのか、どうすれば自分の最大幸福を感じることができるのか。

僕の場合は、考え抜いた先にあったのが
『人のためになること』
でした。

けど、おそらくこれは僕だけではないはず。
絶対誰にでも備わっている「誰かのためになりたい」という欲望が、ただ人より強かっただけかもしれません。

その欲望に蓋をしているか、気付かないフリをしているか、少しだけ弱いだけなのかということだけだと思います。

とは言え、自己犠牲をしているわけではなくしっかりと自分は地に足つけて誰かのためになろうとしています。

極論を言うと、生きていれば誰一人として誰のためにもなっていない人はいないという話ですが、そこが論点ではないので割愛します。

これから先も物を手に入れ続けることが幸せなのか、もしくは違うところに人生の最大幸福があるのか。
それを知るためには、しっかり自分と向き合う時間を作って、考察する必要があるのです。

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