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908 何事もタイミングが大事

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【何事もタイミングが大事】

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『基本的にマイルールに従うこと』
というのはとても大切なことです。

マイルールを自分で決めて、それは自分が守るために作ったのだから何があろうと守るのが基本中の基本。
それが守れないから今までたくさんのことが三日坊主で終わってきたのだし、守れないマイルールなんてのは作っても意味がない

と、思うのも仕方ありません。
人間というのは、誰かとの約束はしっかり守ろうと努力しますが、なぜか自分との約束は守ろうとせずにすぐに破ろうとするのです。

他人の誰かに影響しないし、誰にも悪びれる必要がないので、守ろうと思えば守れるし破ろうと思えば破れてしまう。
約束を破ったところで誰に怒られるわけでもありません。

しかし、その自分との約束を破ったこと自体は自分が一番見ていて、心のどこかで何かモヤモヤしたものを感じるはず。

もし感じないとすれば、もうそんなマイルールは決めても意味がないので最初から決める必要がありません。
多くの方は、《自分との約束》を破ったときに形ないモヤモヤを感じるのがごくごく一般的でしょう。

なぜ、モヤるのか?

やっぱり自分のことは自分が一番見ているのです。

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とは言え、確かにマイルールに従うことは大事ですが、何事もタイミングというのはとても大事になってきます。

例えば《物を手放せる瞬間》というのが何回もあります。
昨日はなぜか手放せなかったのに、今日には手放せる。
半年前までは無理だったのに、今日は何も考えずに手放せた。

ミニマリズムを学び実践していくと、こんなことは日常茶飯事です。

この現象のハッキリした理由はよくわかりませんが、個人的に考察した結果、『心が追い付く』ような感覚と言いましょうか。

物を残すことより手放すことの優位性が整う瞬間があるのです。
むしろ、過去の自分がなぜ手放せなかったのか、手放す瞬間にはもはやわかっていません。

ただ過去の自分は漠然と《まだ手放すタイミングではない》ともしかしたら直感的に感じていたのかもしれません。

ミニマリズムは学べば学ぶほどに直観力が磨かれていくので、その感覚が研ぎ澄まされてメンタルや思考が追い付き、手放せるまで至ったと考えられるような気がするのです。

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僕としては、もうミニマリズムをコジらせているので手放そうかどうか悩んだ時点で《手放す》と決めています。

物を持つことの優位性がとても低く、手放して物を少なくすることのほうが圧倒的に日常が楽になり、行動力が上がり、自分の人生においてプラスの影響が働くことを十分に理解しているからです。

とは言え、これも経験してきたからこそ。

今までたくさんの物を手放してきたからこそ、今のこの自分に合った価値観があって、自分にはこのスタイルが合っていると心から思えるから手放していくのです。

何かを手放すこともそうですが、何か新しく手に入れることもそう。
何事もタイミングがあり、そのタイミングが適切だと思えたときに行動すればよいのです。

それはまるで出会うべく人に出会えるかの如く、ある意味では願ったり想いを形にして引き寄せるかのように、そんな不思議なご縁を感じるときもあるでしょう。

物も同じで入ってくるべきときに物が入ってくるし、手放すべきときに手放す物があるのです。
ただ、いつまで経っても今までと何ら変わらない行動や思考を持っていても昔の延長線上にただいるだけなのは変わりありません。

そのタイミングを正しく図るためには、やはり行動が必要になります。

普段から少しずつ手放していくと、ふとした瞬間に残すのか手放すのかを悩むときが必ず来る。
そのときがどちらのタイミングなのかは人それぞれですが、行動したからこそその悩みにぶち当たったとも言えるのです。

行動して行った先にある、自分にとって心地よいタイミングをしっかりと見計らっていきましょう。
何事も適切な《タイミング》というのが存在します。

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