見出し画像

手っ取り早く文章力を上げたい人は、インタビュー記事をオススメしたい

やったからこそ見える世界がある。


スクリーンショット 2022-02-05 6.06.30


先日、Facebookでインタビューをさせていただける事業主さんを募集した。ありがたいことに募集人数以上の方からお声がけいただき、日程調整。現段階で数人の方にインタビューをし、記事を執筆している。

インタビュー→文字起こし→編集→文章として完成。この流れをやることで、たくさんの学びがあった。やっていなければ見えてこなかった世界。インタビューだけでなく、文章を書くことに興味がある人は是非参考にしてほしい。


相手の”肝の部分”を引き出す

「はい、好きに話してくださいね」と言って話し始めるわけではない。インタビューアー(自分)が、インタビューイー(相手)について事前にリサーチをして質問を投げかける。事前リサーチの質次第で、質問の質も変わってくるだろう。

事業のこだわりや創業のキッカケ、大事にしていることなど。本人にしか話せないような”肝の部分”を引き出せるか。文章を書き上げる前のコミュニケーションが重要になる。普段の会話とは違う頭の使い方をするのは新鮮である。


インタビュー内容を文字に起こす

文字起こしの作業がかなり大変(※インタビュー中の録画・録音は必須)。30分話しをしただけでも5000文字以上になっていく。一旦記事の構成は忘れてもいいから、とにかく愚直に文字に起こす。文字起こしを通して、タイピング能力が鍛えられるはず。


文章として成立するように編集する

文字起こしをしたからと言って、読みやすい文章にはならない。インタビュー中に脱線することもしばしば。質問→回答→理由、の流れを整えるのはライターの見せ所。時には話していた順番を変える必要も出てくる。この過程で国語力が相当鍛えられると思う。

よく「結論から話しなさい」と言われるが、インタビュー記事を書くことで重要性が身に沁みる。質問に対してダラダラ説明をし、結論が見えない回答では伝わるものも伝わらない。まずは結論を述べて、そこから具体的な説明をしていかないと。編集をする立場になって、話す時のポイントに気付くことができた。


インタビュー記事は学ぶことがいっぱい

・インタビューイーの魅力を引き出すコミュニケーション力
・量を素早くこなせるタイピング力
・大量の文章を読みやすい形に変換する国語力
・インタビューから記事納品までのクライアントワーク力

「何も書くネタがない、でも文章力を上げたい」と思う人ほど、インタビュー記事をオススメしたい。文章にするネタは相手が持っているから、ネタが尽きることはないし、強制的に文章力を上げることができる。


友達にインタビューしてもいいし、同じ志を持った人とインタビューし合うのもいい。まずはやってみること。

”ただ知識だけある人”と”実際に体験してみて感じる人”とは雲泥の差がある。僕はやってみなきゃ分からないだろ、と思う派なので、今後も気になったことはまずやってみようと思う。


インタビュー記事がもうすぐできあがる。インタビューイーのみなさんはどんな反応をしてくれるかな。インタビューを通してできた縁を大事にしていきたい。




読んでくださる方のプラスになるような記事を書くための活動費として使わせていただきます!