関わる人みんながハッピーなビジネス
ビジネス図解第2弾。
▼▼第1弾はこちら▼▼
Cansell
キャンセルがでた宿泊権利を買えるサービス。※現在はサービス終了
よくある課題
ユーザー:キャンセルしたくないけど、どうしてもキャンセルせざるを得ない。キャンセル料を泣く泣く払うしかないな。
宿泊施設側:せっかく準備していたのに。キャンセル時期によってキャンセル料の%が変わってくる。確実に売り上げをあげたい。
取り組んでいること
キャンセルが出た宿泊権利を「Cansell」が購入。ユーザーは通常宿泊するよりも安く宿泊できる。
「Cansell」は手数料でマネタイズ。
「can+sell」と「cancel」をかけ合わせたネーミングもわかりやすい。
結果、勉強点
需要と供給をうまく繋げることが大事。「捨ててしまうもの」「いらなくなるもの」「処分せざるを得ないもの」を見捨てることなく、需要があるところに流していく。
プラットフォームさえ作れれば、手数料でビジネスが成り立つ。
「マッチング」はいろんな切り口で使えそう。
Spotify
4,000万曲が「無料」で楽しめる音楽ストリーミングサービス。
よくある課題
・アーティストに還元されない
・海賊版のダウンロードが多い
・誰かが損しやすい
取り組んでいること
ユーザー、Spotify、レーベル、広告主、全てがハッピー。
ユーザーからの月額課金と広告の2軸でキャッシュポイントを生み出す。無料でも広告を聞けば音楽再生できるため、利用のハードルが低い。
結果、勉強点
関わる人全員がハッピーになる仕組みにする。値段設定も絶妙。ユーザーが払いやすい金額(980円/月)にすることで、44%が有料会員に。売り上げの9割が月額課金で成り立っていることからも、有料会員に支えられていることが分かる。
仕組みを可視化することで、流れがすっと分かりやすくなる。
どのビジネスでも「関わる人がハッピーになれるか」を考えると、うまくいく。自分がビジネスをやる上でも大事にしていきたい。
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