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言わなきゃ分からないことばかり

 自分はこんなことがやりたい、こうなりたい、今はこう思っている。人それぞれ思いがあるだろう。しかし、言葉に出して周りに発信しているだろうか。いくら自分が強い思いを抱いていたとしても、周りに伝えていなかったら意味がない。


 例えば、バイトでも仕事でもいいが、AとB両方の仕事をやりたいとする。でも、周りには言っていない。「多分伝わるだろう」と思っている。

 周りはあなたの思いを察知してくれたらいいが、そうとは限らない。「AとB両方を任せるのは負担になるだろうから、どちらかだけお願いしよう」と思われているかもしれない。嫌がらせではなく、むしろ好意によって自分のやりたいことができない可能性がある。


 あなたが苦手とするAという仕事をやっていたとする。頑張り屋さんであるために、取り組みは一生懸命。任された仕事を全うするのがすごいところ。周りはどう思うだろうか。見方によっては、「あれだけ一生懸命やっているんだから、好きなんだろうな」と思われることだってある。

 結果的に、周りからは何も言われず、苦手なAをやり続けるかもしれない。本人はずっと苦しみ、周りは特になんとも思わず、良かれと思った状態のままである可能性もある。



 結局のところ、自分の思いをはっきり伝えないと、人は動いてくれない。「自分のことは分かってくれるだろう」と思ったら大間違い。変な勘違いをされていることだってある。自分はこう思っています、これがやりたいです、これはいやです、あなたのことを良いと思っています、などなど。

 みんな自分の人生を生きるのに精一杯。他人のことなんて気にしている余裕なんてない。毎日一緒に過ごす家族のことですらよく分からないのに、赤の他にのことなんて分かるはずもない。

 「言葉にしないと伝わらない」という前提を持ってコミュニケーションをとっていくのが非常に大事になる。



 自分の思いを直接伝えるのが苦手な人もいると思う。その場合は文章にしてみよう。SNSを使うもよし、メモに書くのもよし。どんな形であれ、自分の頭の外に出すことが大事。

 僕は誰にでも自分の思いを伝えられるから問題はないけど、自分から発信をするのが苦手な人はぜひ文字起こしをやってみてほしい。


 自分の思いを言葉にする習慣を作る。自分の考えを表明することがコミュニケーションの第一歩。これらができれば問題はないはず。自分の考えと言葉を大事にしていきましょう。



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