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「幸せ」について農家さんに聞いてみた

昨日、仕事で農家さんを取材させていただいた。今の取り組みや今後やっていきたいこと、大事にしていることなど、計2時間半。久しぶりにいっぱい話した感じがする。

取材の中で印象深いのが「幸せ」について話されていたこと。


「農家にとって幸せな瞬間は、家族とご飯を食べているときだね。テレビを消してあれやこれやとみんなで話をする。しかも、食べている食材は自分たちで作ったもの。こんな幸せなことはないよ。」


言葉だけでなく、話されている姿から「私たちは幸せなんだよね」というのが伝わってきた。聞き手の僕も自然とハッピーに。

高級食材を食べているわけではないし、贅沢にお金を使っているわけでもない。

「特別な1日」を幸せだと感じるのではなく、「なんともない普通の毎日」に幸せを見出す。すでに幸せなんだよ、と教わっているような気がした。


この時代において幸せに生きるには、「幸せだと感じるハードルを下げられるか」どうかが鍵になると思う。目の前で同じことが起こっても、幸せだとかじる人となんとも思わない人。幸せだと感じる回数が多い人ほど、幸せになれるだろう。


僕の場合はこれら。

・好きな人たちと時間を過ごすこと
・いろんな話ができること
・健康的な1日を過ごせること
(筋トレ、美味しいご飯、十分な睡眠)
・仕事があること


人がいようが1人でいようが、「幸せやな〜」「楽しいな〜」「最高やな〜」とついつい言ってしまう。その瞬間をどれだけ増やせるか。

意識しているだけでも幸福感が上がると思う。



幸せの形は人それぞれ。誰かに否定される筋合いもなければ、誰かのことを否定する権利もない。だから、勝手に自分の形で幸せを感じればいい。

農家さんにお話しを聞いて、改めて自分の生活を見直す機会になった。普段なかなか出会えないような人と出会えるのが、取材の醍醐味。



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