『騒闇』

さぁ、次は誰を殺ろうか?

血が滴る右手の包丁に、誰も気づいていない。

お前たち、馬鹿だな。

この、いつもお祭り騒ぎのような交差点。

無理もないか。肩が当たっても目もくれない。

地下に降りて、対象者を探す。

左のうるさい女子高生。

右の偉そうなサラリーマン。

ゆっくり近づく。

やぁ、お前の後ろに来たよ。

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