【詩】幸せな時間を過ごした次の日
もうあんなに人を愛すことはないと思った
でも確実にあの時と同じくらい
もしくはあの時以上に
また私は人を愛してしまった
幸せな時間を過ごした次の日は
なぜかものすごくネガティブになる
まだその予感さえない
別れのシーンを思い浮かべて
涙があふれる
もう幸せな時間が
永遠ではないと知ってしまった私は
楽しい気持ちにあまんじていられない
そんな時に突然電話のベルが鳴り
能天気なささやきに複雑な気分を味わう
いいことばかりを考えて
いつか突然裏切られることが怖くてしょうがない
楽しかったのは最初の10日間
その後はキミを愛し始めた自分を持て余しながら
防御反応からくるさまざまな疑惑と独占欲で
キミとの関係を完璧なものにしようとして
時にキミを傷つけ
その後自分も傷つき
もう後戻りはできないところまで来てしまった
一緒にいても苦しい
一人の時はもっと苦しい
それでも時に味わう至福のひと時のために
暗闇の中を漂っている
©2023 alice hanasaki
※この作品はフィクションであり、
私を含めた実在の人物とは関係ありません。
Yukitaka Sawamatsu さま
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