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#暴力
タピオ・カーン STRIKES AGAIN
「これでOK?」「もう少し近づけた方がよくない?」
ピンク縁眼鏡のケイミと黒いロン毛のラビ、二人の女子高生はカメラに向けて、頬がくっづくらいに顔を近づけ、手に持っているタピオカミルクティーとタピオカ冬瓜ティーのコップを合わせて乾杯するポースをとった。
「おっ、いい感じじゃない?」「じゃあ撮るね。せーのー」
「「イェーイ」」
満点な笑顔をきめて、ケイミはBluetoothシャッターリモコ
ふたりはPre-cure【エピローグ】
帰りの電車で、深友はスマホをいじる気力すらなく、ただ席にもたれ込み、Pre-cureの二人からもらった名刺を眺めて、今日起きたことを反芻していた。
『これでおれたちの任務は終了だ。お大事にな』
『ま、待ってください!鈴さ……あの女がまた来るって言ったよね?俺はこれからどうすればいいの?』
『現実的に言うなら、引っ越して、携帯番号もSNSアカウントも全部新しく作った方が良いだろう』
『そん