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『魅力的な言葉との出会いで人生は変わる』


昨日、新春特番TV
『鶴瓶❌球児のスポーツな噺8sports新春SP
噺(はなし)の筋道をたどると見える。アスリートのホンネ』
を何気なく見ていた。


実に面白かった。
学びがたくさんあった。
言葉の力はメチャンコ凄い。

何人かのアスリートの人生に触れたが
最初が元阪神タイガースからメジャー1年目を終えたばかりの藤浪慎太郎選手だった。
メンタル的に見ても
かなり興味がそそられる題材。


甲子園で春夏連覇をした大スター投手で
プロ野球にドラフト1位で入団して
3年連続2桁勝利と順風満帆な野球人生だった。


だが、
デッドボールを頭にぶつけてから
コントロールがままならなくなり
ちょっとでも当たりそうになると
観客席から大ブーイングがおこり
藤浪投手は不安な顔になり崩れてしまう。
成績は落ちる一方。
顔つきも暗かった。


今まで嫌っていた精神論や
メンタルの勉強もしたそうだ。
でも、思うような成績は残せなかった。


そこから突然の大リーグにチャレンジ。
果たしてどうなるか?気になっていた。
アスレチックスからオリオールズの2球団でプレー。
メジャー1年目をふり返っていた。


印象に残った言葉がある。

『藤浪慎太郎の人生は
藤浪慎太郎を満足させる為にある』


なるほどね。
意志の強さがわかる言葉です。

日本とアメリカの違いにも触れていた。


メジャーでもストレートが入らないと
変化球ばかり投げる。
そこを狙い打たれていた。
バレているんです。


コーチに言われたのが

『フジ、なぜストレートを投げないんだ。お前が自分自身を1番疑っているじゃないか!』


人は自分の思い込みに縛られることがある。
そこをズバリ言われました❗️
自信なく投げるから打たれる。


日本は失敗を許さないが
アメリカは、
あのストレートが打たれたら仕方ない。
より良い失敗をしようという考え方だ。



そこから、気持ちが凄い楽になって
ストレートが投げられるようになった。
ストレートの割合が増え
コントロールもよくなった。
ストレートは最速164キロまで伸びた。
人間は自信がつくと強いんですね。
自信を持って投げる球は強い!
そこが転機になったという。
トレード以降、負けはついていない。



一年をふり返って

『成績はたいしたことないんです。でも、誰しもが経験できることじゃない。
とんでもなく濃い経験ができたので100点満点』

と語る。
その顔は自信に溢れていた。
紆余曲折ありながら成長するんですね。
成長の影には言葉がある。
素敵な言葉との出会いが人の背中を押す。



鶴瓶さんの言葉に助けられた話は、

師匠に落語を教えてもらってなかったのに

「今度コンクールあるから出ろ。
俺が審査委員長や」

と言われて出た。

そこで、師匠に審査をボロカス言われた。

『あんなん落語ちゃいますわ。私、あいつに落語教えてまへんねん』

で客はドカンとウケた。

帰りに
師匠は鶴瓶さんのケツをポーンと叩き

『お前、今日の中で
一番オモロかったわ』

と言われた。
それがめっちゃ嬉しくて。
その言葉に支えられて今があると答えた。
鶴瓶さんが自信を持って前に進む転機になった。


言葉って凄いなぁ。
言葉=言霊
魂が宿るんですね。


言う側もそうですが
受け取る側も素直に言葉を受け取りたいですね。

背中を押してくれる言葉との出会い。
人と同じく言葉との出会いがある。


今年も皆さんに
素敵な言葉との出会いがありますように‼️

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