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きょうの味噌汁<15>かちゅー湯(カチューユー)

#創作大賞2024 #エッセイ部門

暑くて火を極力使いたくないときに助かるのが、沖縄料理のかちゅー湯!


「かちゅー」は鰹節のことで、その名の通り鰹節をたっぷり入れて、お湯を注いだ汁物。
味付けは味噌味だったり醤油味だったり、具材も卵や梅干しなど様々だそうで、そんなふうに自由に楽しめるのも沖縄ならではなのかな、なんて思いながら、私もそのときある食材で楽しんでいます。

私の好きな具にはオクラや納豆といったネバネバ系や、もずくやわかめを入れたヘルシーなものなど色々ありますが、一番シンプルでおいしくて好きな組み合わせがが小ねぎと鰹節と味噌だけで作るタイプ。

私の作り方は、お椀1杯にみそ大さじ1/2くらいに鰹節1袋(2g程度)、刻みねぎ適量を入れて熱湯を注ぐだけです。

カチューユーはヤカン汁とか、湯かけ汁などとも呼ばれるそう。

鰹節を入れるので出汁を取る手間不要で、具として楽しむこともできて一石二鳥。刻みねぎはスーパー等で売られているものを使えば、包丁不要でできますし、とにかく簡単でおいしい!

普段の煮て作るタイプの味噌汁でも、出汁の代わりに鰹節を入れて作るようになったのは、このかちゅー湯の存在を知ってから。
おお、これでいいじゃん!って思いますよね。
以前ご紹介した沖縄風みそ汁でも感じたことですが、沖縄の知恵は偉大!ですね!

煮る時間も手間もかかりませんし、火を使うのもお湯を沸かす最低限の時間でOK!
忙しい朝にもぴったりで、目覚めの一杯は染みわたるおいしさ。塩分、水分の補給にもよいと思います。
暑い夏を元気に過ごすために、沖縄のおいしいかちゅー湯を取り入れてみてはいかがでしょう!



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