世界最高峰の収集癖から学ぶ
イギリスって、みなさんどういうイメージを持っているのでしょう?
紳士の国?
フットボールの国?
どんより曇った国?
ごはんがおいしくない国?
半年暮らした僕が思うのは、
世界最高峰の収集癖を持った帝国
です。
今日は「ロンドンの博物館・美術館から学んだこと」を話します。
【今日のまとめを先に】
✅大英帝国の収集能力と展示能力は一級品。
✅得手不得手は人それぞれ。
✅自分の強みを誇ることが大切。
得手不得手は人それぞれ
自分の強みを誇れ
ロンドンライフはとにかく良いです。
何が良いかっていうと、
博物館・美術館の類がほとんどタダ!!
大英博物館も、ナショナルギャラリーも、V&Aも、自然史博物館も、テート・モダンも、みんなタダ。(入場料かかる企画展はあり)
なんて素晴らしいロンドンライフ。
そんな博物館・美術館の数々をめぐる中で僕が感じたこと、
それが、
異様な収集癖!!笑
さすがは大英帝国。
とにかく世界中のありとあらゆる場所から、
工芸品やら、生活品やら、
美術品やら、出土品やら、
集めまくってるんです。
その物量たるや、
他の追随を許しません。
ぶっちゃけピラミッドからの出土品とか、
ちょっとはエジプトに返してあげれば?
って思うほど。笑
そして、観賞してる途中で皆(きっと皆)思うんです、
イギリスのもの、少なくない!?
って。笑
ナショナルギャラリーという絵画のギャラリーなんかが顕著なんですが、
めーちゃくちゃたくさんある絵画のうち、
イギリスの画家の絵が、ほとんどない笑
大体がフランスの画家とかイタリアの画家とか。
せいぜい目につくのはターナーくらいなもん。
(あくまで素人目です。)
こんなこと言うとあれですけど、
イギリス人あんまりアートのセンスなかったのかな?!笑
でも、今日言いたいポイントは、
イギリス人はアートのセンスないのでは?ってことではなくてですね、
たしかに、アートの類が得意ではなかったのか?と思う節はあるけれど、
この収集癖は本当にすごくて、
その展示の仕方が最高に素晴らしい!
ということ。
本当に自分たちの強みをわかってらっしゃる。
美術の能力が一級品じゃないことなんて
気に止むことじゃないんです。
収集能力と展示能力が一級品なんだから。
つまり、何が言いたいかというと、
得手不得手は人それぞれ。
自分の強みを理解して、
それをどう活かすのかがとても大事。
ということです。
現代のイギリス人が本当のところどう思ってるかはしりませんけど、大英博物館とかを見る限り、彼らは自分の「収集癖」を誇りに思っていると思います。
自分の強みを自分で誇る。
それって結構難しいなぁと思いますが、
僕はそんなことを学びました。勝手に。
...いや、そうは言ったものの、
そもそも
自分の強みが何かわからないねんけどー。笑
(東京育ちのくせに突然のエセ方言)
はい、以上、「ロンドンの博物館・美術館から学んだこと」でした。
ちなみに、ロンドンで最高峰の中でもさらに最上の収集癖が見たい方はぜひ、サー・ジョン・ソーンズ美術館というところに訪れてみてくださいね。
収集の狂気が見れます。笑
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