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思考を低下させる原因は日々の小さな決断!?行動の習慣化が思考力を豊かにする。

こんにちは、あきです。今回は日々の小さな決断を習慣化することで思考力が向上します。というお話です。


私たちは毎日たくさんの決断をして生きています。
朝食、服装、出勤通学の道、友達や同僚との会話、仕事、昼食、退勤放課後、夕食、など
目の前におこりうる状況に応じて様々な選択肢から何を選ぶかという決断をしています。
その決断による影響は大きなものから小さいものまで様々で、回数でいうと1日に5000回以上は決断をしているそうです。


こうした意思決定はたとえ1つ1つは時間も労力も小さくても、その回数が増えるほど冷静な判断力は失われていきます。

小さな意思決定の回数が多くなると、本当に大事な意思決定の際にも影響がでてきます。
なので日頃から意思決定する回数を減らすように工夫することはとても重要です。


その工夫の1つが毎日の行動を習慣化することです。


行動を習慣化することで得られるメリットは以下の3つです。

• 脳を浪費しなくて済む
• 時間を有意義に使える
• 集中状態に入りやすい

毎日行う行動をあらかじめしっかりと決めておくことで小さな意思決定を省くとたくさんの時間も労力を使わずに済みます。それによりこれらのメリットが得られるのです。


本稿では行動の習慣化で小さな意思決定を省く方法と、行動の習慣化により得られる恩恵をお話ししていこうと思います。


1. 行動の習慣化で小さな決断をやめる


世界的に有名なAppleの前社長のSteve Jobsや今年引退表明を発表した野球のメジャーリーガーのイチロー選手も行動の習慣化を行なっていることでも有名です。

Steve Jobsは毎日の朝食は必ずフルーツ一種か二種、そして服装は必ずタートルネックの物にジーパンと決めていたり、
イチローは日々の練習メニュー、練習時の服装はいつも一緒、そして過去にマリナーズに在籍時はカレーしか食べないなど

食事に関しては一見すると偏食なだけにも見えますが、毎日繰り返す行動をあらかじめ決めているからゆえの行動です。
毎日食べる食事、服装などを考えるのに割く時間は彼らにとって無駄な時間なのです。


日々の行動をこのようにマニュアル化、ルーティン化することは物事を継続する習慣を作ることにもつながります。


何をやっても続かない人というのは大抵、その日の行動をその日に決めて行動します。
なのでその意思決定を下す際にその場の気持ちやコンディションから「やらない」という選択肢も生まれてしまうので続きません。

そもそもそれ自体が意思決定になるので、考える時間と労力がもったいないです。


意思決定の回数を意図的に減らしたいのであれば、行動を習慣化することです。


しかし、意思決定する回数を減らすのは簡単ではありません。

例えば、先ほどのスティーブ・ジョブズの毎日同じ服を着るという例にあげると、一見簡単に見えますが、実際にルーティン化するには以下の2点を考える必要があります。

• 一年通して着れる服とはどんな服か。
• 何着用意しておくべきか。

TPOや季節感など踏まえた際、考えるべき項目は意外と多かったりします。

意思決定する回数を減らすためには現状の把握からの計画力や企画力が必要です。
現状把握からの計画力、企画力は何事に置いても非常に重要な能力です。

自身の生活を洗い出し、日頃から行動の習慣化に取り組むことで、自然と計画力や企画力を向上させることができるので、この一連の流れから得られる恩恵はたくさんあります。

継続習慣がつかない方や、管理能力がなかなか身につかないと感じる方は是非日常生活のルーティン化を考えてみてください


2. 行動を習慣化するメリット

また日常生活をルーティン化することで得られる恩恵も大きいです。
具体的にあげると以下の3点になります。

• 脳を浪費しなくて済む
• 時間を有意義に使える
• 集中状態に入りやすい


ひとつずつ見ていきます。


 1. 脳を浪費しなくて済む

毎日なんとなく意思決定を下しているようなことにもしっかり脳みそは働いています。
朝食の選択や、着る服の決定など、1つ1つは大したことではありませんが、人は1日に5000回以上の意思決定をしています。
なのでこのような小さな意思決定はなるべく行動を習慣化して考えることをやめるべきです。

特に朝の準備や夜の家に帰ってからの行動などはやろうと思えばルーティン化は比較的簡単です。


私の場合、朝はブログの記事を執筆することを日課にしているので、朝の行動は徹底して無駄な意思決定を省くことを心がけています。
そうすることでブログ執筆のために脳みその容量を目一杯使う事ができるからです。

朝食と着る服。この2つを決めるだけでもその時間は全てブログのネタを考えることができるので、着替えて朝食を済ましたら、すぐにブログの執筆にとりかかれていたりします。


 2. 時間を有意義に使える

行動の習慣化は無駄な思考をやめるだけでなく時間の節約もできます。
考えずに行動することで意思決定にかける時間もほぼ無くなります。

こういった行動の習慣化が増えるほど、小さな意思決定に使う時間をカットできるので、結果として1日で使える時間を増やすことができます
特に朝の支度や家に帰宅してからの行動を習慣すると、そこに掛かる時間も短縮できます。
そうすると、出勤や通学前や、寝る前にまとまった自由な時間が確保できることもあります。

他にも仕事中の小さな意思決定をルーティン化させることであなたが自由に使える時間を増やすこともできます。
行動の習慣化により生み出される自由な時間はあなたにとって有意義な時間になるでしょう。


 3. 集中状態に入りやすい

小さな意思決定に使う時間を行動の習慣化によって省くことができると、脳みその負担も減ります。
それにより、本当に思考力を使うべき場面でしっかりと活用することができます。

たとえば私は朝活と称し、朝になるべくクリエイティブな作業をすることが多いのですが、その朝活と呼ぶ作業に入る前にも本来は小さな意思決定をたくさんしています。

しかし行動を習慣化させることでそこに思考力と時間を割くことなく朝の支度を済ますことで、朝の作業に余すことなく思考力を使うことができます。
雑念なく1つのことに没頭して行くと集中状態にも入りやすいので、結果として高い集中力を維持して作業に打ち込むことができます。


おわりに

いかがだったでしょうか?

私たちは毎日5000回以上の意思決定を行なっています。
小さな選択でもそこに少しでも思考が入ると脳は選択と決断をしています。


こうした意思決定はたとえ1つ1つは時間も労力も小さくても、その回数が増えるほど冷静な判断力は失われていきます。

たとえ小さな意思決定や毎日取る行動の選択でもその回数が多くなると、本当に大事な意思決定の際にも影響がでてきます。


こうした意思決定の回数を減らすためには毎日取る行動をなるべく習慣化することです。

• 脳を浪費しなくて済む
• 時間を有意義に使える
• 集中状態に入りやすい

そうすることで上記のメリットがあり、本当に大事な意思決定の際に脳のエネルギーをしっかりと使うことができます。

生活リズムや働いている方の場合は出勤時間にもよるかもしれませんが、朝の出勤前と帰宅後の夜の行動はテンプレ化しやすいので、そこから行動を習慣化していってみてください。


毎日の余計な思考をカットすることができれば、そこから積み上がる時間はあなたにとって有意義な時間に変換できるでしょう。



今回の記事は行動の習慣化を測ることで得られるメリットについての内容でした。
朝活のススメについて筆者の考えを書いた記事を下記にリンクしておきます。
それぞれ3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。


では また別の記事で


記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです