主観的思考は同じ失敗を繰り返す!?試行錯誤に大切な客観的思考の持ち方
こんにちは、あきです。今回は失敗を成功に繋げる為に大事なのは客観的思考です。というお話です。
さて皆さんは最近何かに挑戦したりしていますか?
資格の勉強や語学の習得、打ち込んでいるスポーツの技術の向上、または新しい事業の立ち上げなど。
自身のスキルアップの為には試行錯誤が大事だといつの時代にも言われてきました。
試行錯誤とは新しい物事をするとき、試みと失敗を繰り返しながら次第に見通しを立てて、解決策や適切な方法を見いだしていくことです。
要するに実際にやってみてその中で失敗を経験しながら、徐々に改善していくと言うことなのですが、
試行錯誤の肝となる「行動の改善」をきちんとできる人とできない人には明確な違いがあります。
端的に述べると
行動の改善ができている人は客観的に失敗の原因を分析できていて
できていない人は主観的な偏見で失敗の原因を決めつけています。
客観的な思考を持つことは以下のことができるので、結果として失敗経験を基に行動の改善ができます。
• 偏見を持たない判断ができる
• 事実に基づいた分析ができる
• 同じ失敗を繰り返さなくなる
試行錯誤をする時に大事なのは客観的な思考を持って考えることです。
本稿では主観的な思考と客観的な思考の人の行動原理の違いと、客観的思考が試行錯誤に大切な理由についてお話ししていこうと思います。
1. 同じ間違いを繰り返す原因は主観的思考
失敗することは悪くないのですが、よくないのは同じ失敗を繰り返すことです。
こうなる原因は主に二つで
改善すべき部分を間違っているか、
そもそも失敗した理由をわかっていない。
のどちらかです。
試行錯誤がきちんとできないと行動が正しく改善されないので、成長はできません。
それどころか何度も同じ失敗を繰り返す自分に嫌気がさしてくるかも知れません。
そうなってしまうそもそもの原因は失敗したと感じた時にどのように考えているかです。
失敗を繰り返すひとは主観的にその物事を考えています。
自分を基準とした意見や考えから何が良くなかったかを独断と偏見から判断してしまうので、自分だけが納得できる理論で答えを出してしまいます。
また人は主観的な考えを持っているとどうしても自分を肯定してしまいます。
結果として改善すべき点を間違えるか、そもそもの原因がわからないままなので、
同じ状況で同じ過ちを繰り返してしまいます。
私も実は英語学習を始めた最初の頃はまさに主観的な考え方を持っていました。
例えば相手の英語が聞き取れなかった際も自分の耳が悪いんだと決めつけて原因を言及せずにひたすら洋楽を聞いて耳を慣らそうとしていました。
今となってはわかりきった事ですが、言語とはまず自分が正確に発音ができる言葉しか聞き取れません。
なので自身の発音を改善することがリスニング力を上げてくれるので、やるべきことは発音練習です。
しかし、当時の私は主観的に原因を勝手に決めつけ、ひたすら耳に入ってこない洋楽を聞き続けるという間違った方法をリスニングの改善策だと思ってしばらく続けました。
当たり前ですが、これを続けている内は英会話がうまくできるようにはなりませんでした。
自分の中で正しいと思っていることはただの偏見です。
正しく試行錯誤をするためには自身を客観視することが非常に大切です。
誰もが納得できる事実に基づいて改善策を立てることが失敗体験を成功に繋げる考え方です。
2. 客観的な思考を持つと試行錯誤ができる理由
客観的思考とは誰もが納得できる事実に基づいた考え方です。
試行錯誤に大切なのでまずは試して、失敗して、その失敗の原因をしっかりと突き止めることです。
失敗の原因がわかれば、適切な改善策を立てることができます。
客観的な考え方の利点は以下の3点です。
この思考を持つことで正しい試行錯誤ができるので、失敗を基に成長ができます。
• 偏見を持たない判断ができる
• 事実に基づいた分析ができる
• 同じ失敗を繰り返さなくなる
一つずつ順番に見ていきます。
1. 偏見を持たない判断ができる
主観的な考えがダメな理由がこの偏見です。自分だけの物差しで物事を判断してしまうと成長を停滞させてしまう可能性があります。
語学や特異スキル、技術の習得というのは先人達が既にたくさんいるわけで彼らの歩んできた道には必ず現状の改善案に繋がる答えがあります。
世の中には必ず自分と同じ失敗体験をしている人がいるはずです。
その失敗体験に対して先人が取った行動や改善策を知ることで自分の取るべき行動や注意するべき点を冷静に判断することができます。
2. 事実に基づいた分析ができる
試行錯誤する上で成功事例と失敗事例の分析はとても大事です。この世のあらゆることは今やネットで調べれますし、あなたが現在習得したいスキルや技術を既に持っている人はこの世にたくさんいると思います。
どこでつまづき、その度にどう改善してきたのか。これらの答えを先に知っておくことで自分が失敗したとき、つまづいた時に、その際の適切な判断を行う事ができます。
試行錯誤とは自らが行動して失敗するを繰り返す事です。
頭でわかっていても実際に体を動かさないとわからないことも多いですが、前持った分析をしておくと失敗を恐れず積極的に行動していけます。
3. 同じ失敗を繰り返さなくなる
挑戦には失敗はつきもので、失敗せずに成功は掴めません。
失敗した回数は基本的に気にする必要はないのですが、よくないのは同じ失敗繰り返すことです。
同じ失敗を繰り返す原因は先ほども述べましたが
改善すべき部分を間違っているか、
そもそも失敗した理由をわかっていない。
のどちらかです。
同じ失敗を続けてるうちは成長が停滞してしまうので主観的な思考は試行錯誤をする上でいい思考ではありません。
失敗した回数だけ成長できるように、客観的な分析や適切な対処方法を把握しておくことはとても大事です。
おわりに
いかがだったでしょうか?
人は皆、試行錯誤を繰り返して新しいスキルや技術を身につけていきます。
たくさん行動してたくさん失敗することに本質があるのですが、失敗したときは必ず客観的に冷静に原因を分析しましょう。
• 偏見を持たない判断ができる
• 事実に基づいた分析ができる
• 同じ失敗を繰り返さなくなる
客観的思考を持ちつつ試行錯誤する事があなたの成長を大きく助長してくれます。
あなたがなかなか前に進めていなかったり、同じ失敗を繰り返しているなら、
それは昔の私のように主観的な考えで失敗と向き合っているのかもしれません。
今一度冷静になって事実に基づいて原因を探してみてください。
考え方を少し変えるだけで、あなたの成長は急激に加速するかもしれませんよ。
今回の記事は試行錯誤するときの考え方についての内容でした。
試行錯誤して挑戦することで得られるメリットについて書いた記事を下記にリンクしておきます。
3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。
では また別の記事で
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