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【美容師向けグリードスキル習得講座】「リアルゲームコース・中級編」Vol.2に参加しました!
こんにちは。
「S3 池田さとし氏」が主催・運営する
「(美容師向け)グリードスキル習得講座」に参加する坂(さか)です。
本記事は私がセミナーに参加した講座体験レポートとなります。
私は第2回目(5/20)のセミナーに参加する前に、複数の顧問先から定例会議や役員会議で似た状況の「とある相談」を受けました。
「会社内での会議の進め方について相談に乗って欲しいんです。」
「実は、今、組織の変革期で、とても重要な会議になりそうなんです。」
「ピリピリした場にしたくはないのです、でも一人ひとりの本音は引き出したくて…。」
「部門間でどこか隔たりを感じるんです。本当は部門関係なく、話したいんですがキッカケがなくて…」
僕はこれに対して「どういう問いやアドバイスを投げると、自分が関わる組織全体にとって良い選択に繋げられるんだろう?」とモヤモヤを抱えて、第2回目のグリードへ。
そして第2回目で「あ、そう!これだ!」と思えるヒントを意図せず貰える機会となったのです。
そもそも「ファシリテーション」ってなんだろう?
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私自身が捉えている「ファシリテーション」とは、場(会議など)へ介入すると、その会議に対話が生まれ、場が活発になったり、促進したりする行為に関わることだと考えています。その進行役が「ファシリテーター」です。
(※)一般的な定義:特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会より
第2回目の所感
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講師の池田さんが言っていた「ファシリテーターが介入すると、場が醸成される」という言葉の意味が、私の中でよく分かりませんでした。
それが2回目のセミナーを通じて、理解が一気に進み、今回それを実体感できた回となりました。
参加者のメンバー(一人)が前半ずっと「う〜ん」悩んでいたのが、後半「あっ(閃いたように)」質問や問いかけの加速が始まった様子が垣間見えたのです。
「あ~なるほど!これが、場が醸成される、ファシリテーターが介入する意味なのか」と思えた瞬間でした!
前回のセミナー(第1回目・4/18)より
第2回目のゴール・全体の流れ
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ファシリテーターとして場にどう介入するのか?
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前回の宿題となっていた「今期のゴールビジョンは何か?」について個人で考えてきたものを共有するところから講座はスタート。
前回、「どう会議を終われば、(自分を含めた)メンバーは行動したくなる?」が今回に向けた問いでした。
もう一歩掘り下げて説明すると「どんなファシリテーションをすれば、全員がアクションしてみたくなる会議になるのか?」と言うこと。
しかし、これらが個々で考えていることはあれど、グループ内で論点やテーマも定まらず、結局何から話せば…状態。
これってどこの会社や組織でも起こってる事なんだよなぁと感じていました。
ただ、この部分にファシリテーターがどう介入するか(どういう関わり方をしてくれているか?)、特に今回特に私が大事だなぁと思ったポイント3つをピックアップしています。
1.ファシリテーターは「質問のパスを投げ合える時間を作ってくれる」
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ファシリテーターは「話している人同士が質問し合えるような時間を作ること」で会議が活発に推進するのです。
その時にポイントとなるのが「(話者の)視点の入れ替え」が重要になります。
例えば「●●さんが●●やりたい」と言っていたなら、ファシリテーターが「それってできるの?どうやったらできそう?」
と問いかけてみて、「あ、できそう!」と良い反応なら、相手は答えやすくなる、の様なことです。
参加者からは「一人ひとりに質問がフォーカスされているから、安心して自分事として考えられた」という意見も出ていました。
2.ファシリテーターは「一人が考えている時間も確保していい」
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1.の時に、もし問いかけてみて、話が止まって考え込んだとしても「一旦考えて貰っておいてもいい?」と伝えてもOKです。
質問された人は「あ、考えていいんだ」という安心になるので考えている最中、「別の人に話を振る」というのもポイントです。
ファシリテーターは適切にボールを一人の人が持ちすぎない配慮も大事。
3.ファシリテーターは「介入することで状況を自分事にイメージさせてくれる」
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1~2を通じて質問がどんどん広がる中で、意図せず同じ問いについて考えていることに場で気づいていきました。
その時にポイントとなるのが場の参加者(ファシリテーターも含め)が「●●さんは、●●がやりたい、やってみたい。
と言ってましたが、私には●●に見えていましたが、実際にはどうでしょうか?」と伝えてあげること。
ここで「私は●●だと思いました」と言ってしまうと、急に(受け取った方から)威圧的に感じる場合があります。
なので相手が見えている世界とのすり合わせが重要です。
それほど自分が考えていることと、相手が思っていることがそれほど違うということなのです。
「AT診断」と「BT診断」について-リアルゲーム中級(2回目)
■「AT|アクションタイプ(AT診断)」…(自己主張を表面化して)言う・発言すること
■「BT|ブレインタイプ(※効き脳診断)」...(内部で心の中で)思考する、思うこと
例えばCタイプ(共感力が強い人)からすると、ロジカルになればなるほど「え、人の気持ち考えてくれへんの?」と思われます。
逆にAタイプ(論理が強い人)からすると、人の感情的な部分の話をすればするほど「結局この時間って何の意味があるの?」という風に思います。
これらを個性(BT)と捉えると、人によって表面化しやすくなるのが、アクションタイプ(AT)となります。
(※)効き診断…効き脳/ハーマンモデル
ファシリテーターとして「つなげる質問を投げられていますか?」
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第2回目のグリードセミナー後、顧問先から実際に会議後に頂いた言葉があります。
これが図らずも第3回目の宿題になっていた事とは…そう思いながら日々学びを実感しています。
「会議の時間を取って、改めて組織の雰囲気が前進した様な気がします。
坂さんがあの時、事前にアドバイスしてくれたこと、
まさに社員メンバーにどう問いかければ良いか?どう関わっていきたいか?本当の気持ちに触れられました。
そのヒントを教えてくれたおかげかもしれません。本当にありがとうございます。」
しかも用意していた議題そっちのけで共有してくださった事が私は嬉しくなりました。これを聞いて自分が組織の成長プロセスに1つ介入できたんだなと実感できた様に感じました。
まさに「相手の選択につながるフィードバック」が生まれたのだと思えた瞬間だったのです。
それは間違いなく「グリードスキル習得講座」で学んだことが、活きたのだと感じました。
ぜひ読者の皆さまと一緒に気づきと発見を私も含め学んでいければ幸いです。ご興味・関心ある方は気軽にお問い合わせください。
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