マガジンのカバー画像

ちょっとだけ田舎暮らし

17
普段は夫と東京暮らし。たまーに、山形県庄内地方の実家で、田舎暮しを楽しんでいます。
運営しているクリエイター

2020年8月の記事一覧

草木との葛藤

草木との葛藤

東京で、満員電車や複雑な路線の乗り換えに慣れなきゃいけないように、田舎では、草木のメンテナンス作業は生活の一部。
樹木は、気が付くと巨大化し、自分のキャパを超える存在になってしまいます。

アカシア
祖母が、成長が早く、焚き木として重宝するため、北国の生活ではありがたい樹木だと語っていましたが、焚き木にしないで放置していたら、大変なことになりました。
隣の家との境界に、自然に生えてきたアカシアが、

もっとみる
ガーデニンググッズいろいろ

ガーデニンググッズいろいろ

田舎のホームセンターに行くと、様々な農具やガーデングッズがあります。
実際に畑仕事などを体験してみて、はじめて、なぜ、こんな形態(デザイン)になっているのかが理解できたりします。
農作業や庭作業は、同じ作業を繰り返し行うので、道具が使いやすいかどうかは、かなり重要。また、メンテナンスしやすく、丈夫であるというのもチェックポイントになります。

服装
屋外での作業は、日差しが強く、また、いろんな虫が

もっとみる

子供の頃のお墓参りは、会ったことの無い御先祖様への挨拶という感じだった。盆踊り、アイスクリーム、従姉妹と遊ぶのが関心事。
今年、実家でのお盆は、コロナや過疎化の影響なのか、辺りは静か。墓参りに来た人々数名とすれ違った程度。
今はもう会えない人々を、思い出す時間が静かに流れた。

帰省すると食べるもの

帰省すると食べるもの

実家に滞在中、かなりの頻度で食べる定番食というものがあります。地元ならではの旬の食材や、ご近所さんからいただいた立派な野菜などを活かしたいからというのもありますが、東京の暮らしとの環境の違いが、美味しいと感じるバロメーターを変化させるからかなとも、思います。

「きゅうりの辛子漬け」
ある時期になると、大量に入手できるキュウリ。地元の人は、それを辛子漬けにして保存します。「辛子」といっても、そんな

もっとみる
ワイルド菜園拡大中

ワイルド菜園拡大中

10年近くほったらかしにしていた実家の畑地は、草原と化し、さらに木も生えてきて、このままでは森林になってしまいそうな状態でした。
2015年から、帰省するたびに、少しずつ、草を刈っては何かを植え、「ワイルド菜園」と名付けて野菜栽培を楽しんでいます。

一年目は、3メートルほどの畝を7列ほど耕し、ジャガイモ(4月上旬)、サツマイモと落花生(5月中旬)を植えました。砂地で水はけが良い土壌向きの無難な野

もっとみる
ちょっとだけ田舎暮らし始めてみました。

ちょっとだけ田舎暮らし始めてみました。

東日本大震災が、田舎回帰のきっかけに
便利さや合理性重視の東京の暮らしに、漠然とした不安を感じるようになったのは、2011年の東日本大震災の頃からです。
福島の原発事故も、丁寧な生活、自然との共生というものを考えるきっかけになりました。
東京で災害があった時、どこか避難する場所が欲しい。都会の生活に疲れた時、自然に囲まれ、ほっとする場所が欲しいと思うようになりました。

震災後、山形県の庄内地方に

もっとみる