アルセーヌ・ルパン『奇岩城』第9章-秘密の地下道発見!ドキドキする展開に!-
(Spoiler Alert! ネタバレ注意!)
ついに「エギーユの秘密」の謎を追って、エトルタの奇岩城に到達した高校生探偵ボートルレ。
物語では、奇岩城の中が「空洞」という設定になっています。
本当に「空洞」っだたら、すごいな~。
今度エトルタに行ったら、ボートを漕いで奇岩城のところまで行ってみたいですね。
写真の通り、「アヴァルの門と呼ばれているアーチから少し離れたところに、とほうもなく大きな円錐形の石灰岩がそびえている」と物語にはありますが、これが奇岩城。
拙著でも、沢山紹介しています↓
すなわち、「エギーユの秘密」とは「フランス歴代諸王の財宝の隠し場所」だったんですね。
ここで残された問題は、どうやっったらその財宝にたどり着けるか!?
ボートルレは暗号から、エトルタの下手に行き、令嬢達の部屋に入り、フレフォッセの砦の下を通って、奇岩城に到達できるに違いない地下道の入り口はどこにあるのか、読み解きます。
そして、フレフォッセの砦で発見したDとFの文字がその地下道の入り口を示しているのでは?と考えます。
それから無事に地下道の入り口を発見!
ガニマールもやってきて一緒に海の下の地下道を歩き、先にボートルレが奇岩城に到達する。
奇岩城に入ると、部屋のテーブルに食事が用意されていた。
ルパンはボートルレが来ることを予見していたんですね・・・。
次回は、最終章になります。
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