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同じ時代を生きているあなたへ。

最近、本などでこんな言葉をよく見かける。

「自分にしかできないことをしよう」「何者かになるためには」

どれも心はくすぐるが、なんだかざわざわする。

同じ時代を生きているあなたへ。今日はあなたに向けて書こうと思う。

「時代、あなただからこそできること」

僕は何かを思いつくことが大好きだ。

あれ?これってすごい発見なんじゃないか。
これとこれを繋げると、なんだか面白いことができるぞ。

でも、そういうことは大体他の誰かが見つけていたりする。当たり前だ。なめるもんじゃない、歴史を。

それでも、見つけた時はとても嬉しくて、正直自分って賢いんじゃないかって思う。数秒後googleを開くと「そんなことはなかった…」と落ち込むのだが。

まあ日常はさておき、こんな経験をもっているのはおそらく僕だけじゃないと思う。(僕だけじゃないと願いたい)

そして、本屋に行って様々な本を見てみると思うのだ。

「自分にしかできないことって、、、なーーーーに!!?」

頭があやふやになる。迷う、考える、そして迷子になる。

これが人生の迷子の方程式だ。ガリレオもびっくりである。

でも最近会った人の言葉でとてもおもしろい考え方に出会った。

それは、今の時代に生きている、今の自分のポジションは「自分しかいない」ということだ。

社会は選択肢で溢れている。もちろん選べなかった選択肢もある中で、大抵の選択肢は知らずに終わる。そして、知ったとしても「何を選択するか」の迷子になる。

ただ、僕はおそらく気づいているのだ。

どの選択肢を選ぼうが、どんな選択をしようが、それが自分の納得解なら、それは自分にとっての正解になっていくのだと。

僕はそう信じてるし、これはおそらく正しいのではないかと思う。

なにも変化しようと言っているのではない。変化が正しいとも正しくないとも思わない。

人生は選択の連続だ。と誰かは言った。

挑戦せよ。行動せよ。と誰かもいった。

でも、僕はおもう。

何かを続けることも、何かを変えることも、結局は選択しているのだ。

そして、その選択をしているのは、この時代を生きているあなた自身であり、その選択は、僕にはできない。

なぜなら、その立ち位置は、あなたの立ち位置だからだ。僕はそこには立てない。

だから、めいいっぱいその立ち位置(自分の人生)を生きて、生きて、めいいっぱいの選択をつづけていくのだ。そして、人生はつづくのだ。

その跡にわだちができる。道みたいなものがある。

誰かはそれを「connecting the dots」と言ったし、誰かはそれをキャリアと呼んだ。

そのキャリアの主語は君だ。僕ではない。

そのボールをぜひつかんでほしい。振りかぶって、どんどん投げて、打って、二刀流とまではいかなくとも、自分流を刻んでほしい。

その道が次の人に伝えるころには、次の何者かになりたい人に伝えてほしい。

あなたのボールを「つかめ」って!

さあ、僕もつかもうか。

今日も読んでいただきありがとうございました。

森本瑛


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