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冬野あかり作品集

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自分の記事のまとめ。 これを本にしたいなあ~。
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#エッセイ

本当の絵とは何か?

本当の絵とは何か?

ちょっと絵を描いていた。
そんでもって、写真を撮ってみた。

ところが、なんかイメージ違う。

実物の絵と違って見える。

そうか!角度だ!
私は、描いている時の目線が、絵の斜め下あたりにあって、それで描いているから。

というわけで、写真を取り直し。

そうそう✨この絵!

やはり、絵にもベストアングルというものがあるようで。

え?同じに見える?Σd(・∀・´)エーと、エーと、そうだ(ポンと手

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季節感というもの

季節感というもの

地元の農家さんがやっている、産直というものに申し込んでみた。

野菜の詰め合わせが届いた。
紙のお便りも届いた。

週1回の定期便。

隔週にするのも、月1にするのも、自由にできる。

来週は、こんな野菜が入ります、と、ちゃんと予告してくれている。

季節を感じる。

スーパーは、一年中、同じ野菜が並んでいるイメージがあって、
もちろん、旬の野菜は、ちゃんとあるのだろうけれども、品数が多すぎて、

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ブランドがブランドである理由

ブランドがブランドである理由

ちょっと、名前は出せないのだが、ある有名ブランドがあるとする。

その商品は、ものすごく耐久性が高い。
つまり、長持ちする。

だいたい、新品の状態で買って、使って、50年~100年くらいの時に、一番いい状態になるという。

ほう、さすがですわ!うっとりしながら、私は、ネットで、そのブランドの商品を眺める。

全部、新品のようだ……中古は無いのか?
製造されて50年経過した中古が一番じゃないか!!

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年齢と共に上がっていく能力

年齢と共に上がっていく能力

年をとると、下がっていく能力がある。

若い頃に出来ていたことが、できなくなっていく。

ああ、年をとりたくない、若さが欲しい。

そう思う人は、ちょっと見方をかえてみるというのはどうだろうか。

○○○○○○○

年をとると、上がっていく能力がある。

若い頃に出来なかったことが、できるようになる。

ああ、年をとって良かった!

○○○○○○○

上がっていく能力とは何か?

出来なかったこと

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相対性理論を語る(何の役にも立たない話)

相対性理論を語る(何の役にも立たない話)

なんだったか、どこかのコメント欄で、相対性理論が~とかコメントしたら、書いて下さいと言われたような?いや、違っているかもしれないけど、とりあえず、相対性理論について語ろう。

たぶん、何の役にも立たない話なので、あらかじめご了承下さい、ってことで。

さて、昔、雑誌で、相対性理論の特集をやっていて、私は、それを読んでいたのだが、読んでいて、「?」って、なったのだ。

もちろん、私は、物理の知識なん

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私が一生かきつづけたいもの

私が一生かきつづけたいもの

人は、それぞれ別の人生をたどる。
だから、私個人の考え、ということなのだけれど。

まあ、率直に言って、

「あの人は、一生、花と茶碗を描いていた」と、言われる人生に、ものすごい憧れを持つ。

エエなあ、花と茶碗を描く一生!
よし、そうしよう、そうしよう。

・・・1年後の私が読んだら、

「ぎやあいーん、花と茶碗を描くの、忘れてたー!」とか、言っているかもしれないが、
すまぬ。

私も、その時そ

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ボツになった原稿の話

ボツになった原稿の話

昨日、ちょっと、小説を書いて、家族に見せたら、ダメ出しをくらった。

まあ、自分でも、イマイチだなぁ、と思っていた。

結局、自分は小説を書くことに向いていないのだ、と結論を出した。

それは、読んだ人からダメ出しされたから、というわけではなくて、なんとなく、最初から、自分でも納得いかないのだよ、という思いを持っていたためである。

だから、その納得のいかなさ、というものを、人から、ここがわからな

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私は、1個の細胞かもしれない

私は、1個の細胞かもしれない

最近、家の掃除をサボっていた。

汚れを、見ないふりをしてきた。

見ないと、どうなるか?

汚れまくって、大変なことになるのである。

あかん、限界や!というわけで、私は、水回りの掃除をした。

もう、自分のために家が存在するのでなく、
家の掃除をするために、自分が存在している。

そんな気分であった。

そうか、私は、排水口の掃除をする役割を背負って、生まれてきた存在であったのか。自分の存在価

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イラスト、考察あれこれ

イラスト、考察あれこれ

年末調整の書類を書いていたら、うっかり真剣モードに入ってしまった。

そら、真剣に書かなあきませんがな。
お金の計算、きっちりせんとな。

真剣に書いていたせいで、私のユーモア世界が、全部消えた。

いやあ、参りました。

ネタが、ネタが出てこない!

ネタ切れ漫画家さんて、こんな感じなんだろうか?

連載もってないから、私は幸せだ。

連載の仕事が来たら、断ろうと思う。

単発の仕事すら、未だに

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プルーストの詩を読んだ

プルーストの詩を読んだ

プルーストの詩を読んだ。

過去に、私は「詩とは何か?」という記事を書いて、ちょっと最後に有料でしか読めない記事を書いていたのだが、

全部、消したくなった「詩とは何か?」

プルースト、あなたは偉大な人であった。
あなたの作品を読まずに、うっかり有料記事を書いてしまってごめんね。

まあ、全部、消したくなったけれども、それを言い始めると、私はnote記事を全部、消すことになる。

何も読まずに、

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イタリアに贈った花

イタリアに贈った花

もう、何年前になるだろうか。

イタリアの、ある街で地震が起こった。

私は、たぶん、新聞記事で、そのニュースを知った。

日本は、地震の多い国で、世界だって、大きな地震が起こっている国は、他にもあるわけで、

だから、なぜイタリアなのかというと、その街が、確か200年くらいの歴史のある街で、

だから、その街が、地震で被害をうけた時、現地の人が茫然自失となり、立ち上がれないほどの衝撃を受けたらし

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「ホーム」というもの

「ホーム」というもの

ある人の、note記事が目にとまった。
オルカパブリッシングさん、たぶん、寓話を書いておられるのだろう。

私は、この作品に、こうコメントをした。

「愛の反対は憎しみではなく無関心です」という言葉を思いだしました。
繁華街を歩いている時、「みんな、帰る家、ちゃんとあるのかな」と思いながら、歩く時、あります。

けれども、正確にいうなら、「家」ではなくて、「待っている人」がいる家、というべきなのだ

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「詩」とは何か?

「詩」とは何か?

「詩」、それは詩人の心の中にある。

私は、哲学の小路を、ふらふらと散歩する。

「散歩」、それは人生を3歩前に進めること。

3歩あるいて2歩さがる。
ほら、1歩前進!

人間は、1歩前進するために、5歩あるかねばならぬ。

5歩あるく人、そういう人が、1歩前に出る。

しかし、人間、3歩あるいている途中、花に出くわす。

「おや、花が美しい」

立ち止まって、花に見惚れる。

1歩も前に進めな

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「美意識」というもの

「美意識」というもの

私は、自分に美意識があるかどうかは知らない。

けれども、美しいものは好きだ。

だから、私には、私なりの美意識がある。という前提で、美意識を語る。

私の家の壁に、カレンダーが掛かっている。
美しい糸で織り上げられたカレンダー。
2020年の一年が、そこにある。

私は、普段、そのカレンダーを見ない。
というか、存在そのものを忘れている。

もともと、自分が求めて手に入れたものではない。
人から

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