冬野あかり

好きなことを、好きな時に、好きに書くスタイル。

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マガジン

  • アルーントレード

    私は編集者ではないし、本の出版はできないけれども、適当に、勘だけで、マガジンに記事をまとめる。 切り口は、わからないな。混沌かな?

  • 冬野あかり作品集

    自分の記事のまとめ。 これを本にしたいなあ~。

  • お気に入りnote記事

    個人的な、お気に入りnote記事。 スクラップ帳のような感じで。

  • サフランライス君の華麗なる日常

    サフランライス君シリーズ、まとめてみました。

  • 魂の詩集

    自分が読んで、魂が震えるほどの感動をおぼえた詩を、まとめてみました。

最近の記事

恋文

薄明かりの中、文を書く。 人に宛てた手紙なのだけれども、本当は、自分の恋心をなぐさめるために書いている。 きっと10年経ったら忘れてしまう。 夜中に書き始めた手紙は、明け方になってやっと書き終わる。 封筒に入りきらない。 仕方なく、レターパックで送ることになった。 レターパックの恋文。 あの人は、なんて思うだろう。 わたしは立ち上がった。 眠い。 3月3日の午前3時33分に、ポストに恋文を投函する。 恋のおまじない。 きっと返事はこない。 それでもいい。 ただ、書き

    • 【小説】だってクリスマスですもの

      Twitterを見ていた。 私の地元のフードバンクが、建物の老朽化で移転する必要があるという。 最近は、利用する人が増えていて、渡す食料も足りなくなっているという。 私は家の中を見回した。 一応、食料のストックはある。 けれども、それは余っている食料ではなくて、我が家で食べるためにストックしている食料だ。 次に、ダンボールを探した。 小さい箱があった。 サイズは60サイズ、つまり縦、横、高さの合計が60センチのもの、宅配便でいちばん小さなサイズのもの。 小さな箱に、食品

      • 20文字小説

        幸子は花を買う。なんでもない1日だけど。 #小牧幸助文学賞 新企画|小牧幸助文学賞|小牧幸助|小説・写真 @komaki_kousuke #note

        • 民間の介護保険のはなし

          介護保険の案内がきた。 民間の保険会社の商品だ。 すごくアバウトに言うと、月1500円で、要介護になると500万円受け取れる。 たぶん違うかもしれないけど、そう読める。 家族に迷惑かけたくない、という人に読んでほしいと書いてあった。 ほんで、私は、保険に興味はないから、ほっておこうって思った。 けど、これ、何年かあとになったら、問題になってる保険かもしんない。 ほっておきたいし、関わりたくないけど、損害出てるかもなあ、と思って、いま書いてみようと思う。 はっきり言うと

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        記事

          利他の心

          ほんとうの私は、きっと欲ばりなんだと思う。 なんというか、全体の利益を最大にしたいというか。 自分の取り分が、多少減ったとしても、他の人の取り分が、それ以上増えるなら、いいじゃないのと思う。 たとえば、1個のパンがあったとしても、私は家に別の食料があるから、なくなったとしても、それほど大きな痛手を感じない。 けれども、本当に食べるものが何一つない家の人だったら、1個のパンがあれば、すごくありがたいと思うはず。 だとしたら、この私のパンを差し上げた方が、全体の利益は大きくなる

          新しい防災食のカタチ

          私は、普段から日持ちのする食品をストックして、食べています。 防災食をしまいぱなっしにすると、気づいた時には賞味期限切れになってしまうので、普段から食べる、というカタチです。 少なくなったら、すかさず買い足します。 クロワッサン、チャーハン、シチュー。 ありがたや。 大抵は箱買いで取り寄せています。 箱で買うと割安なので。 本当は近所のお店で買いたいのですがね。 箱キープして、1日1個づつ持ち帰るシステムとか、あればいいのになぁ、と思います。 と、話を戻して。

          新しい防災食のカタチ

          【漫画家】オケマルテツヤ

          オケマルテツヤという漫画家がいる。 私は、Twitterでオケマルさんに出会った。 作品を読んだ。 まるで、一本の映画を見たような気がした。 オケマルさんの絵は独特で、なんとも言えない味がある。 オケマルさんの漫画には、生きることの喜びや哀しみがある。 良い作品を読ませてもらった。 オケマルさんは、「網膜色素変性症」という目の難病を患っている。 視野が徐々に欠けていき、最後には失明に至ると宣告されたという。 オケマルさんの現在の視野は5%ほどしか残っていない。 そんな中でも、

          【漫画家】オケマルテツヤ

          絵の値段

          そういえば、どこでだったか、聞いたはなし。 今は、すごく有名な画家さんが、存命中は絵がさっぱり売れなかったと。 で、パンを買うお金がなくて、飢えていたと。 画家の仲間に、パンの差し入れをしてもらっていたという。 今は、遺された絵は、一点で、数億円だったか、もっとだったか、するらしい。 当時の画商が、画家の存命中は、安値で絵を買い叩き、死後になって高値で売りさばく商売をしていたよう。 絵の価値って、なんだろう、と考えてしまう。 私だったら、そうだなあ、食べることに困っている画

          みるくまん参上

          やあ、よいこのみんな~、元気~? みるくまんだよ~。 今日は、みるくまんが、どうやって生まれたのか、おはなしするね。 ○○○○○○○○ むかし、むかし、ある日のこと。 みるくまんのお母さんは、朝ごはんを食べていました。 大きなマグカップの中には、牛乳がありました。 食パンを食べようとしたら、1枚足りません。 お母さんは、朝ごはんの食パンの代わりを探しました。 戸棚に、おまんじゅうを見つけました。 固くてカチコチになっています。 お母さんは、おまんじゅうを柔らかくしようと

          みるくまん参上

          かみさま、あのね。りんごジュースおそなえしたの

          かみさま、あのね。 今年の夏、あついよね。 みんな、のどが渇いているんじゃあないかと思って。 なにか飲むものはないかと思って。 たまたまなんだけど、人からりんごジュースをもらって飲んだら、おいしかったの。 それで、このりんごジュースを飲んでほしいなぁって、思って。 8月。 あつかっただろうな、みんな。 喉が渇いているんじゃあないかな・・・ 届くといいな。 かみさま、あたし。 フードバンクに寄付したよ。 りんごジュースを送ったよ。 おそなえものだけど。 死んでいる人も、

          かみさま、あのね。りんごジュースおそなえしたの

          缶詰1個持って

          以前に本で読んだのだけれど、昔、キリストが市民達を連れて逃げていた、んだっけな?なんか、うろ覚えだけれど。 それで、その最中に、食べ物はあるのか、という話になった、らしい。 最後尾にいた一人の少年が、パンを一切れ取り出した。それが人から人へと渡り、キリストのところへ来ると、山のような大量のパンになったという。 その話を聞いて、何で増えるのかわからない、と言った人がいて、いや、だって途中の人が追加で出したに決まっているじゃあないの。少年がパンを差し出したのに自分だけ食料を隠し持

          缶詰1個持って

          ゲームからの気づき ~食べるということ~

          私は、わりとゲームが好きで、いろんなゲームを遊んでいるのだけれど、気づいたことを書いてみようと思う。 あるゲームを遊んでいた時、それはゲームの中で食事ができるのだけれど、食品には保存期限があって、早く食べないと腐ってしまうというゲームだった。 で、保存食は腐らない。冷蔵庫に入れた食品は腐らない、ということだった。 で、当然、早く腐ってしまうものを優先的に食べるんですね。ここまでは、誰がやっても一緒かなぁ、と思うのですが、 私は、出来のいい料理は、冷蔵庫に入れて食べない

          ゲームからの気づき ~食べるということ~

          『内臓とこころ』を読んだ

          『内臓とこころ』を読んだ。 おなかと、こころが繋がっている。 たぶん、昔の人は、みんな知っていたのだろう。 本当の自分の気持ちが、どこにあるのか。 昔の人は、おなかで考えていた。 腹が据わるとか腹を割って話すとか、おなかに関わる言葉がたくさんある。 おなかというものは、ただ食物を消化吸収するだけでない。もっともっと重要な場所だ。 日本では『丹田』と言って、おなかを非常に重要な場所だと考えられていた歴史がある。 近代になって、西洋の思想が広まると、それは人間の理性を中心とした

          『内臓とこころ』を読んだ

          濃度を一定にする

          夏が終わって、寒い時期になると、私はハヤシライスをよく食べる。 お気に入りのレトルトを通販で買い込む。 我が家には、いつもハヤシのレトルトが10個ほどあって、数が少なくなると、すかさず買い足す。 まるで、血中濃度を一定に保つようにして、レトルト個数が一定に保たれている。 う~ん?もしかして、体の中の細胞も、同じようなことしているのかな? 「大変!カルシウムが切れちゃうわ。買い足さないと!」 そして、商店街(骨?)でカルシウム大型パックを買いだめしたりして・・・ 「あー

          濃度を一定にする

          冬野あかり流 マナー講座 「椀の置き方」

          こんにちは。 今回は、椀の置き方についてのお話をいたします。 御飯茶碗と汁物の椀の置き方です。 これは、どちらを右に置き、どちらを左に置くかは決まっております。 なぜ決まっているのか? 好きな方を右に置き、左に置きでいいではないか?と、思われるかもしれませんね。 ところが、決まっていないと困る場合があるのです。 大勢の人が集まっての会食の席などの場合です。 隣の人の椀を取ってしまっては、大層失礼ですね。 ですから、御飯は左に、汁物は右に置き、各自がきちんと心得て、自分の椀で

          冬野あかり流 マナー講座 「椀の置き方」

          フードバンク活動で気をつけたいこと

          少し前のおはなしです。 某大手ネットオークションに、とある食品が出品されていました。 おいしそうなパッケージの食品でした。 説明によると、業者倒産品で、安く出品されているという話でした。 私は、自分で食べたい気持ちもあったけれども、応援しているフードバンクに寄付ができたらいいなあ、という思いで眺めていました。 かなり本気で検討したのですが、家族に相談したら、買ってまで寄付するのは止めたほうがいい、と言われました。 諦めきれず、Amazonのサイトで、同じ商品を探しま

          フードバンク活動で気をつけたいこと