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絵の値段

そういえば、どこでだったか、聞いたはなし。
今は、すごく有名な画家さんが、存命中は絵がさっぱり売れなかったと。
で、パンを買うお金がなくて、飢えていたと。
画家の仲間に、パンの差し入れをしてもらっていたという。
今は、遺された絵は、一点で、数億円だったか、もっとだったか、するらしい。
当時の画商が、画家の存命中は、安値で絵を買い叩き、死後になって高値で売りさばく商売をしていたよう。
絵の価値って、なんだろう、と考えてしまう。

私だったら、そうだなあ、食べることに困っている画家さんには、パンを買える値段で絵を買い取ってみたくなる。
その絵の価値とか関係なく。

もちろん、売れないと商売にならないから、人の欲しがる絵でないと画商の商売としては駄目なんだろうけど。

今は有名な画家さんは、凄い絵を描いた人だから、有名で、絵も高値で取り引きされているんだろうけど。
でも、ぜんぜん凄い絵じゃあなかったとしても、その人が一生懸命描いた絵で、それで、その人がパンを買うお金がないのだったら。

私は、凄くない絵を買いたいと思う。

チャリーン♪ しあわせに、なーあれ(о´∀`о)