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「休む」の大切さ

見えない将来を何度怖がればいいのだろう。
世の中に腹が立っているようで、自分に腹が立っているのかもしれない。
頭はパンパンで破裂しない程度に止めている。
今日、バイト終わりに人生で初めて「お香」を買った。
ゆっくりお香でも焚きながら落ち着きたい気分になったのである。今まで理解もできなかった“お香が好きな人”の気持ちが急に分かった気がした。
「心が疲れた→心を休ませたい→お香」という思考回路が自然と生まれるほど、今の僕は疲れているのかもしれない。
とりあえず家でお香を焚くのが楽しみだ。
家でお香を焚きながらゆっくりしている様子を想像するだけで、なんだかホッとする。

このように今まで理解もできなかったことが分かる経験は急に訪れる。
例えば、恋をして初めて恋愛ソングの歌詞の意味が分かったり、叶えたいことを諦めようとして初めて人の夢を壊す人の気持ちが分かったりする。
完璧なサービスの裏には徹底した教育システムがあったり、革新的な商品の裏には膨大なデータ分析があったりする。
表だけ見れば理解できないことも“理解できる”に変わる。
全ての事象には因果関係があって、「好き」の裏には「たくさんの好き」があるし、「嫌い」の裏には「たくさんの我慢」がある。
一つ一つの選択が違う未来を見せてくれる。
人の足を引っ張ろうと思えば、どんどん自分が腐っていくだけだ。嫌味や妬みなんて幾つでも思いつく。それを“口に出さない”が大事で、それは自分を守ることにもなる。
「嫌い」に時間を使うくらいなら、「好き」に時間を使っていたい。

お香を焚く。
お香を焚いている間は何も考えていない。
ほとんど瞑想に近い状態だ。
お香の湯気がゆらゆら伸びていく。

いつも読んでいただきありがとうございます!☺️