インフラ再建に男女ともに取り組む必要がある、令和の今は人任せは終わりにするべき

以下の画像をみてほしい。建設後、50年以上経過したインフラの割合だ。2040年には半分、もしくは半分以上のインフラが耐用年数を超えてしまう。

老朽化するインフラ テレビ東京「日経モーニングプラスFT」

私は何度か主張しているが、土木などの職人が復権すると信じている。土木作業を全てロボットがやるのは不可能だ。人手不足が深刻化し、賃金は上がるだろう。

だが、職人だけに任せていてよいのだろうか?リスキリングが叫ばれている。定年退職した人が土木作業のためにリスキリングするのも良いと考える。ホワイトカラーが副業・兼業で土木作業をするのも良いと考える。女性の活躍も現場としては大歓迎だろう。
※私自身もできる範囲内でやってみたい。

今まで、ホワイトカラーは、社会インフラの老朽化など「知らぬ顔」してきた。だから、民主党政権の「コンクリートから人へ」を支持したのだ。

昭和・平成の考え方は「人に任せる」だ。男性は家事育児を女性に任せていた。女性も上方婚で年収の高い男性を求めていた。東京のホワイトカラーは、土木インフラなど関心がない。能登半島地震が起きているのに「復興する場所は厳選するべきだ、故郷を捨てるのも仕方がない」などと、被災者の心をまったく慮ることのない主張をする輩もいる。

もう、令和の今は、これらをやめよう。家事育児、国防、土木やインフラ、みんな、自分事として考えて、行動しなくてはならない。もちろん、人によって体力に違いがある。余裕があり、志の高い人から率先してやるほうがいいだろう。士気の低い人がいると、現場も迷惑だろう。

故郷や地元のインフラに関心を持つことなど、当然のことだ。ウクライナの人は男女関係なく、ロシアから国を守ろうと戦っている。日本人も見習わなくてはならない。日本の場合、軍事侵略ではなく、地震などの災害が国民の生命を脅かす。だから、インフラの強靭化が必要だ。

移民受入して任せればいい?それも致し方ないとは思うが、日本語能力が不足すると、危険な現場仕事では命に関わる。日本人と日本語を勉強した移民が協力しながら、インフラ再建に取り組むべきだろう。

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