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上海から届いた一枚の「風刺画」
先日、中国・上海から、一枚の風刺画が届いた。
きっかけは、中国の「”官製”風刺画」への違和感を書いた私の記事。
上海ロックダウンを生き延びながら、いつも「幽默(yōumò=ヨウモー=ユーモア)」たっぷりに、中国の生の情報を知らせてくれる、「けんいち★人民熊猫1号」さんに、「いつか、けんいちさんの風刺画が見てみたい」とつぶやいたら・・
なんとその直後、本当に描いてくださったのだ!
こちらをぜひご覧ください! ↓
その名も、「頑張る防護服の人民たち2022」。
この風刺画は、まずはタイトルから”味わう”べし。
かくれタイトルもあり。記事中でご確認を。
スラングで「大白(dàbái=ダーバイ)」と言われる防護服集団の中に、★★兵の女性。腕の紅い腕章に書かれた年号は・・・
フェイスシールドの中に見える顔も女性★★兵の顔もどれも判で押したように同じで、この”戦い”を勝ち抜く意欲に溢れている。その中の一人だけは、ちらりと横を見ながら、どう振る舞うべきか気にしているようにもみえるが、それは私の気のせいだろうか。
けんいちさんも、何千万という人たちとともにこれだけ耐え忍んでいらっしゃるのだから。しかもイラストのプロ。今生きている歴史的な瞬間をチクリと風刺する自由はあるはず。
上海のマンションを飛び回るドローンは、こんな風に呼びかけていたけれども。
「请控制灵魂对自由的渴望!(自由を渇望する心を抑えてください!)」
北朝鮮も都市封鎖を始めたという。
「世界保★機関」のトップは「ゼロコロナ政策は持続不可能」と言ってしまった。
でも、世界が何を騒ごうとも、人民は今日を生き抜いている。
素敵な風刺画を、ありがとうございました!
(注:まじめな話、事務局長の発言のニュースは、現地ではどれぐらいの人が知っているのかなど知りたい)
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