「要物資!不想餓死!(物資をくれ、餓死したくない)」 上海で一体何が起きているのか!?
けんいち🎈人民熊猫1号さんを始め、何人もの方がnoteでも現地からリポートされている、ゼロコロナのための「上海ロックダウン」。一体、今、何がどうなっているのか?
現地からSNSで届く映像では、夜の高層マンション街で、住民たちが一斉に窓を開けて、「要物资!(yào wùzī ヤオ・ウーズー=物資が欲しい)」と大声で叫び合い、その声が大合唱になって、夜空に響き渡っている。
さらに、大勢の人が集まる中、メガホンを手に「我们要生存!不想饿死!(wǒmen yào shēngcún, bùxiǎng èsǐ=生きたい!餓死したくない!)」と叫ぶ人たち。(あれ、外に出て来ちゃっている?)
そして、当局は、
「”上海は武装警察によって軍事的管理が行われる”、というのはデマ!フェイクニュース!」と、大混乱の中で、次から次へと出る噂の火消しに躍起に・・・
現地は大変だとは聞いていたが、ちょっとこれは本当に尋常ではなさそうだ。
ネット上では、反中国政府系のメディアなどが、ここぞとばかりに大混乱の動画を上げているが、どうもそういう問題でもなさそうに見える。
中国の経済発展を象徴する上海で、「物資をくれ!」の大合唱を聞くことになるとはゆめにも思わなかった。
中国当局は「これは封城(=都市封鎖、ロックダウン)ではなく、”全局静態管理”だ(どういうこと!?)」などとしているが、どうみてもロックダウン。
そして、今異常なことが起きているようだ。
具体的には何が起きているのか、見る映像のような状況はどれぐらい広がっているのか、いないのか、そして人々の”本音”はどうなのか、何か社会的な変化はあるのか、ないのか、フェイクニュースはあるのか、ないのか(そもそも、この映像は本物なのか?)
なんとか正確な情報を知りたい。
しかし、情報を発信する側も外に出られない状況の中で、事態の全容を掴むのは、相当難しそうだ。
・・・と書いていたら、けんいち🎈人民熊猫1号さんの記事が・・・
「No War」ならぬ、「No 食料」。そして最後は決め台詞の「中国って面白い」
こんな状況でも笑えぬ冗談を飛ばしながら、明るく生き抜くけんいちさん。
本当に、とにかく1日も早く解放されますように。本当に。
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