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サンダー、サイダー、サバイバー。まっとうに生きるって、大変だ。
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2023年10月の記事一覧

苦しいままのぼくが、今日も明日もいるだけ

眠くならない、ときがない。 朝も夜も、問わず。 朝はなんとか起きていても、昼近くには力尽…

相地
6か月前
5

バラバラになっていく思考を、

支離滅裂を極めている、と思う。 最近の日記を、見返して。 支離滅裂は言いすぎにしても、ま…

相地
6か月前
6

わからない方が楽なんだろうか、と

憂鬱な感じが、ずっと抜けない。 頭痛は、本格的な痛みに発展しないまま、ぼくの頭を、緩慢に…

相地
6か月前
3

22時、ファミレス、『ふたりの証拠』

昨日じゃなくて、一昨日の話をしようと思う。 そっちの方が、話しやすい気がするから。 一昨…

相地
6か月前
7

「もうたくさんだ」が募る先、

夜になって、安定しなくなった。 いや、夕方からか。 たしかに、最近は、安定しているときの…

相地
6か月前
4

淋しさの末、必要だったのは

変に淋しくなることが増えた。 変に、という言い方が、そもそも変かもしれない。 でも、とに…

相地
6か月前
5

ぼくは、いつも祈っている(今朝は、カフェオレ)

さわがしい夢ばかり見る。 まるで眠った気にならないような。 その上、決まって嫌な終わり方をするし。 眠りたくない。 でも、生きものは眠らないといけない。 眠りたくないぼくは、いつでも眠い。 アルネは、ぼくの顔を覗き込んで、少し呆れた風だった。 ぼくにしか見えない、ぼくだけの女の子。 挽きたての、珈琲豆の薫り。 あたたまった牛乳の甘さ。 それはたしかに、ぼくが今、この朝の中にいる証明のようだった。 どうしても、夢を見てしまうのなら。 せめて、早く忘れられ

一昨々日にいるぼくと、『ファミレスを享受せよ』

先週末に、人前で珈琲を淹れた。 珈琲屋として。 その日は、ぼくが知っている人しか来なかっ…

相地
6か月前
5

四肢は引っ張られ、力は抜けて

地元のコンサートに行った。 のが、理由なのかわからないけど、ひどく頭が痛くなった。 疲れ…

相地
6か月前
3

まともではなくなっていく一方、

「たれみみくんの耳は、どうしてたれているの?」 そう、だれかが訊いた。 昨日だったか、一…

相地
6か月前
4

妙な夢を見る日というのは、

夢の中のぼくはよく知っていて、現実のぼくはまったく知らない町にいた。 海沿いの町。 最終…

相地
6か月前
4

ぼくの朝は、小さな葛藤の積み重ね

21時にならない内に眠った。 ぐっすり、というより、ぐったり眠った。 貧血が悪化したせいだ…

相地
6か月前
5

不安になるのはぼくで、不安をあおるのも

明るいのが、一層だめになっていた。 のが、昨日。 目を覚まして、なんの夢を見ていたのかも…

相地
6か月前
7

「きみは、きっとまだ、夏にいるのよ」

スーパーで買っておいたシュークリムの甘さで、舌の根がおぼつかなくなった。 甘さ控えめのもので、ぼくはそれが好きで、味も変わっていなかったのだけど。 口の中で、舌を動かしてみても、なんだか変な感じがした。 どうぞ、と手渡すと、齧った瞬間から、アルネは頬を緩ませた。 ぼくにしか見えない、ぼくだけの女の子。 考えてみれば、コーヒーを飲んでも、頭がはっきりしないのは、おかしな話だ。 カフェインレスは、その名の通りだけど、いつもは、それ以外のものを飲んでいる。 決して、量