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苦しいままのぼくが、今日も明日もいるだけ

眠くならない、ときがない。


朝も夜も、問わず。


朝はなんとか起きていても、昼近くには力尽きる。


という言い方が、適切なのかもわからないけど。


部屋が薄暗いのが、よくないのかもしれない。


カーテンは、常に閉め切って。


その間、灯りも点けないで。


暗くなっても、点けるのは間接照明だけ。


(部屋の照明が点くのは、パートナーがいるときだけ。)


きっと、部屋が少しでも明るくなれば、ずいぶん違うことだろう。


でも。


ぼくは、明るいのが怖い。


日中の、明るすぎるのが。


仮眠を取るぼくが、安らかになれるかといえば、そんなことはない。


むしろ、不安になるばかり。


眠りは浅いことが多いから、ひどく長い夢を見る。


それも、悪夢を。


目を覚ましたとき、顎が痛むのは、歯ぎしりをしていたから。


(それは、夜の睡眠でも起きることだけど。)


顎関節の違和感も、ずっとひどい。


マウスピースは着けていない。というより、着けられない。嘔吐反射が強いから。


夕方になると、ましになっていたはずの頭痛が、悪化した。


最近は、なぜか、頭頂部の周辺が痛み続けている。


鎮痛剤は、ただの気休めになってしまった。


昨日は久しぶりに、食べたくもないスナック菓子を、次々に口に放り込んでいた。気持ちが悪くなった。自分のことも。


過食を除けば、食事は、摂ったり摂らなかったり。


ふり返れば、あまり摂らないことの方が多い。


(だから、たぶん、過食衝動は来るべくして来ている。)


歯ぎしりで、顎だけじゃなく、歯の根元も痛い。


ほとんど自宅にいるくせに、ゆっくり眠ることも、休むこともできない。


どうしたらいいのか、わからない。


どうしたら。


今日で、月が変わる。


変わっても変わらなくても、ぼく自身は変わらない。


苦しいままのぼくが、今日も明日もいるだけ。

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