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本当のことはわからなくても伝えたい ~ウクライナと世界の平和を祈って

はじめに
人と人との争いが 一日も早く終わることを祈っています


ウクライナについて考えるために2日かけて書き、昨日投稿した記事を取り下げました。
記事をつくっている間にも新たな情報が次々に出て、状況は激化し、わたしの捉え方が揺らぎ、全文を書き換えなければならないと思ったためです。
スキをつけてくださった方には、申し訳ございません。
ですが、最終的な思いは変わりありません。

状況の悪化が本当らしいことを遅れ馳せに知って、何を発信したらよいのか、分からなくなりました。
それから一日考えて考えて、わたしのような地政学音痴が発信することは無意味に思え、書いては消し、書いては消し、迷いましたが、
ハチドリの1滴でいいと思えました。

ここまできたら敢えてはっきりと、勇気を出して、
主にTVと新聞から情報を得ている方と
襲われたら相手を○すしかないと考えている方に向けて

本当に伝えたいことだけを書いてみたいと思います。

戦火の中にいる方々の無事と、
1日も早く人と人とが争うことのない地球になることを共に願って
もし読んでいただけたらさいわいです


●「見方」を考える


これだけ多くの人が自ら直接情報を世界に向けて発信できる時代、
ひとつのものごとの「見方」は表現されただけあると思います

みんなの「見方」が異なるのは
ひとりひとりが知っていることや発想することが少しずつ、
あるいはまったく違うから だと思います

ひとりの人間が地上に立って望む「大山脈」の景色はひとつ。
より多くの眼があることで「大山脈」は3Dで(立体的に)見えてきます。
山の近くにいる人には山肌の様子まで精細に見えています。

自分一人ではわからなくても、
みんなの眼(見方)を借りて知りたいと思うのです
日の光を遮る「大山脈」の全貌と、それを打ち砕く知恵を
日を浴びていきるために、より楽しく、より平和に暮らすために

この後ご紹介する映画をご覧いただくと分かりますが
100年以上をかけていまの社会を構築した大富豪の方々がいます
ほんの一握りのその人たち(彼ら)が世界中を支配し
彼らが理想とする世界を樹立しようと計画していると言われています

そのために行われていることが
かつては誇張や想像、歪曲も絡めて密かに囁かれてきたため
陰謀論と呼ばれました

なぜなら、そのために行われてきたことが
彼ら以外のわたしたち側から見ると
身勝手、陰湿、極悪非道と思われたからです
(どのような世界を目指した計画、謀なのかは後半で説明しています)

ここにも「見方」のギャップ(差)があります
映画では支配側と被支配側の人数の比は、
1:100万だとされています。
100万人に対する1人が、
その1人自身の計画のためにやっていることは、
100万人にとって望ましくないこと、
という図式になります。

その”計画”の中身は脇に置いて、
例え話で考えますが、
100万人に対するたった1人の「見方」が
他と「全く違う」からと言って、
その1人の「見方」が
「間違っている」と言うことはできません。

なぜなら、
間違っている、正しい、というのは
お互いに相手に対する(相対的な)もの
でしかないからです。

ここで説明していることは、
「見方」は人の数だけあり、
たとえばそこに、
大きく分けると2つの傾向があって、
それが、
1:100万と極端に偏っていたとしても、
少ない方が間違っている
ということにはならない、ということです。
彼の計画の内容についての話ではありません。

こんな例えならもっと分かりやすいでしょうか。
(本当にお伝えしたいことは後半にありますので、
 リンゴの例えは飛ばしていただいても大丈夫です。)


100万人が同じリンゴを見ています。
999,999人は、「赤い」と言いましたが、
たった1人だけは、「青い」と言いました。

実際にどうなのかはリンゴを見ていないわたしには分かりません。
「青い」と言った1人は間違っているのでしょうか。
「赤い」と言った人々と、
「青い」と言った人との「見方(意見、見解)」は「違って」はいますが、
「間違って」いるとは言えません。

そして、実際にどうなのかは、
わたしが自分の眼でリンゴを見てみない限り、分かりません。

実際にわたしが自分の眼でリンゴを見て、
それが「赤い」色に見えたとして、
わたしに赤く見えたら、「赤」が正しい、と言えるでしょうか。
それでは、100万人に対しての「わたし」=「正しい」
になってしまいます。

ここで間違いのない正しい「事実」は、
 そのリンゴを、1人は「青」と表現し、
 それ以外の999,999人とわたしは「赤」と表現した、
ということだけです。

青く見えた1人の眼には、赤色を知覚する色覚細胞が無くて
「青」に見えたのかもしれませんし、
この人は親から、
赤い色を「これは青という色」と教えられてきたのかもしれません。

この人が言う「青」は、この人にとっては「青」であること、
残りの人々が言う「赤」は、その人々にとって「赤」であること、
それは「真実」です。

掘り下げるとややこしくなるかもしれませんが、
999,999人が表現した「赤」も全く同じ赤色とは限りません。
色の見え方には個人差があるからです。
たとえば、
そのうちの何人かには「紫色」っぽく見えたかもしれませんが、
青リンゴでないリンゴは「赤い」と言うものだと思っていたので
「赤い」と言っただけかもしれません。
つまり、
見えている「真実」はひとりひとり違っているということです。


繰り返しますが、ここで示していることは、
「見方」は人の数だけあり、
たとえばそこに、
大きく分けると2つの傾向があるとして、
それが、1:100万と極端に偏っていたとしても、
少ない方が間違っているということにはならない、
ということだけです。

そして、
「事実」と「真実」は違う意味である、
ということが分かります。

さらに深く見れば、
その「見方」には、ひとそれぞれの裏付け(根拠)がある
ということにも氣付きます。

そこまで知って初めて、他者のその「見方」が、
自分の参考になるのかどうかが分かる
のではないでしょうか。
直感的に感じることは別として。


●ウクライナ問題についての「少数派の見方」


歴史にも地政学にも疎いわたしが、
今回のウクライナとロシアの問題の根っこを学ぶために、
これまでに参考にした動画(YouTube)の
再生リストをご紹介させていただきます。👇

メジャーな見方はいくらでも見つけられるので、
少数派でもかなり多様な視点からの解説動画集です。
現時点での、概ねおススメ順になっています。
(随時更新予定、削除の可能性もあります。)
再生リストは次のようなフィルターで選んだものです。

・問題の全体像を理解する助けになるもの
・話し手の専門性、経歴、問題との近さ、裏付けの信頼性
・話し手の話し方や姿勢など全体の雰囲気から感じている信頼性
・中学生くらいから理解できそうななるべくやさしい解説であること
・1本がなるべく短く簡潔にまとめられていること

ご紹介した動画の話し手の発言すべてを理解、納得しているわけではなく、
未消化の部分もあります。

次に、前回の再掲になりますが、
今回の争いの背景を考える上で参考になる、
今の社会の構造について分かりやすく説明された映画を
あらためてご紹介させていただきます。👇
この中で、先に述べた大富豪たちの計画の内容と
謀の真相に迫る説が詳しく展開されています。

この映画は約10年前のものですが、P&Gの直系の子孫である
フォスター・ギャンブルさんらが制作したものです。
今のところ、この映画で語られていることは
事実だとわたしは考えています。
こちらを先に見ていただくと、
再生リストの多くの動画の話が分かりやすくなると思います。

わたしが2年前までそうであったように
今まで全く触れたことのない「見方」だとしたら、
すぐには信じがたいと思います
嘘だ、と受け入れないか、
嘘だと思いたいかもしれません
フォスター・Gさんでさえ、
映画の中でそのように仰っています。

これらが現時点の日本国内では
少数派の「見方」ではあっても、
その人たちにとっての「真実」です。

少数派とはいえ、その面々は、
スポンサーがガラッと変わればいまごろ
マスメディアから引っ張りだこであろう
錚々たる方ばかりです。
(ちょっとミステリアスな方もいらっしゃいますが)

だからといって、
「事実」かどうかは分かりません。

これだけ大きな山脈の全貌(全容)が
本当のことかどうかなど、
膨大な資料を見たところで
断定することはできません。
ですが、

画一的なマスメディアの「見方」と
様々な角度から比較してみれば
自分の中の「真実」として
「確信」できることが
いくつかは出てくると思います。


●「本当のことは分からない」、けれど


こんなにたくさんの動画をご覧になるのは難しいことでしょう。
長い文章も、忙しい方には読んでいられないことでしょう。
それでもここまで読んでくださって、ありがとうございます。
ここからは、
ご紹介した動画をご覧になれない方
氣になることが出てきた方、
それでも他国から攻撃を受けたらやり返すしかないと信じていらっしゃる方向けて

全てを視聴し(他の資料も様々見ています)、
事実を推測し、そこから考えて構築した
現時点でのわたしの「見方」と
それを通して「想うこと」「願うこと」をお伝えさせていただきます。

何かしら御心に残していただけることがあれば幸いです

まずわたしがお伝えしたかったことは、
誰かが真剣に伝えていることを、
少し聴いて、
「自分が信じてきたことと違う」からと言って
「嘘だ」と耳をふさぐのではなく、

たとえば、ドラマの話だと思ってもいいのですが、

「仮に、本当だとしたら」
と思って真剣に「聴いてみる」ということには、

自分の「見方」とのギャップが大きいほど
自分の人生を変えるかもしれない
大きな可能性があるということです。
わたしがそうであったように。

今まで自分の中にはなかった「見方」に近づいて考えてみることを、
わたしがおすすめしている目的は、ただひとつ、

醜い争いのない平和な世界、地球になること

それだけです。
その願いはきっとあなたもお持ちだと思います。
そうだとしたら、

あなたの「見方」と、
わたしの「見方」が全く違うとしても、

それぞれの「見方」の裏には、
あなたの根拠とすることが、
わたしの根拠とすることがあり、

どちらにとってもいまはそれが「真実」で、
願っている結果は同一のことです。

ただし、「いまは」と書いたように、
わたしが前回の投稿を取り下げたように、
自分の中の「真実」が、
生まれてから死ぬまで不変であることは
多くはないと思います。

人には
最初に信じた見方・概念・観念をなかなか手放せない法則」
があるそうですが(武田説)、それでも
実際の体験、経験、学び、
「見方」の拡大を通して、
いつでも変わっていくものだと思います。

「見方」は違っても、
先ほどわたしが書いた願いをあなたもお持ちだとしたら、
そしてそのための方法を見出せずにいるなら、
違う「見方」の中から、それを探してみても損はしないと思います。


●わたしの見方と、想い、願い

現時点でのわたしの中での真実です。

沢山の動画でご紹介した先生方のほか、
多様な「見方」から勉強させていただきましたが、

いま、尊敬する先生方の中には、
自分、家族、周囲の人、自国の人、
国を守るためにはたたかう と
仰っている方がいらっしゃいます。

「守る」「たたかう」という言葉を、
いまウクライナで起きている行為と
同じ意味で使われている
と思われる先生もいらっしゃいます。

もしかしたらあなたもそうかもしれませんし、
世界でも日本でも、そう思っている人の方が多数派かもしれません。

わたしは、それを望みません。
そのやり方では悲しいし虚しいし美しくないし、
どんなに別の見方を知っても
わたしにはその理屈を理解することはできない
と思っています。

その方向へ突き進むくらいなら、
早いところ地球人を卒業したいと思っています。
子どもがいないから言えるのかもしません。
「命が惜しくないなら国や民を守るために兵士になれ」
と言われるかもしれませんね。
たしかにそうです。
外国の一部では法律によってそうせざるを得ません。

でも、ここは大和の国ですから、
それなら、丸腰のヒトの盾になります。
ヤマトとは本来そういうことだとわたしは思っています。

「クニ」は日本ではかつてはもっと小さな単位の地域を示す言葉でした。

「日本」となったのは、島々が形成された歴史から見れば、
昨日今日のことです。
いまでも、国境が曖昧な地域が世界中にあります

「クニ」とは、土地や風土を指すコトバのようでいて、
それと切り離されたら直ちに失われるものではないようにも感じます

「ユダヤ」の歴史も参照すると、
守るべき「クニ」とは何を指しているのか、
もっとわからなくなります。
守るべき「クニ」とは「民族」なのでしょうか。
それも少し違うように思います

先ほど自分で使った「ヤマト」ですら、
一時期の一地域を指すコトバですが、
それだけを指すかを言えばそうではなく、
何かと言われると説明が難しいですが、
現在も、「ヤマト」は生きていると感じています

それらはいったいどこに宿っているのでしょうか

物理学も証明する、すべてのものの「無常」

ならば「国を守る」とは「何」を守ることなのでしょうか
わたしの中にはその明確な答えがまだ見つかりません

この辺りで言葉の意味はさておきます

わたしはいまのところ、
映画「THRIVE」の最後の「解決策」の章で提案されている方法や、
きっとさらに進んで他にも世界中で練られ計画されている、
争わない解決方法を望んでいますし、
その方がスムーズでスマートで、可能だと信じています

地政学の茂木誠先生が3月1日の動画の中で仰っているように、
日本まで延焼してくる可能性もあるのかもしれません。

もしも、「THRIVE」でも説かれているような
彼らの計画、謀が本当だとしたら
それは彼らの思う壺であり、
それが高見の見物で見ている彼らを益々潤わせ
計画のコマを着実に進めさせることになるということは、
THRIVEのほか、少数派の人々の概ね同じ見解から
ほぼ疑いない事実だろうと見ています

仮に、もしもそんな計画は存在しないのだとしたら、
なぜ戦争をお金の力で解決しないのでしょうか
それに十分なお金をつくることもできるのに。
彼らのお金と理論と手札をもってすれば
戦争を止められないはずはなさそうです。
彼らには、止めないメリット、あるいは
させるメリットがあると考えた方がはるかに分かりやすいです
実際に、軍事費の多くが彼らの資産となり、
人口増加を抑制することができるのですから

彼らは戦争を起こしたがっているし、現実に、
その火種は彼らによってつくられている
というのが謀の一つです

それらの最終的な目的は、
彼らの下にいる地球上のすべての人間を彼らが掌握、管理、教育し、
彼らから見て優秀な人間を選抜して優遇し、それらの仕事をさせ、
そうではない人間は最小限に維持し、
社会や生活に必要なものやサービスを生産させること
だと思われています

彼らから見ればそれが望ましい世界の姿なのでしょう
既にそうなりつつありますし、
こう表現すれば、それほど悪いことには見えないかもしれません。
それもひとつの「見方」ですが、
ここで見えていないことを知れば「見方」は変わるでしょう
ここにはとても書けないようなことですが、
本当のことはわかりませんし、映画で示されていることだけでも十分です

もしも、戦争はその目的達成のために
組み込まれている計画の一つだというのが本当だとしたら、

それにまんまと乗せられて、
本当は恨んだり憎んだりする必要などどこにもない人同士で
争うことが、傷つけあうことが、○しあうことが、
自分を守るということなのでしょうか
家族を守るということなのでしょうか
国を守るということなのでしょうか
首謀者の意のままになることが

いざ戦火が目の前まで迫ってきてしまったら、
冷静に考えることは難しいと思います
反射的にでも相手を攻撃するでしょうし
それは非難されることではありません

そのまえにわたしたちにできることは、種火を消すことです
怒りと不安を鎮めることです
どんな挑発を受けてもそれに乗らないことです
冷静になって建設的に考えることです

それはとても難しいことかもしれません
大変なことかもしれません
辛いことかもしれません
おぼろげな想像しかできませんが、

やがて戦火で自分たちの命や国を失うことになるよりも
苦しく大変なことであるだろうかと
わたしは思います

もしも、戦場にいる全員から
怒りと不安が消え、冷静になったなら、
戦争はその瞬間に終わると思いませんか

もしも、戦場にいる全員が、
国が示す戦いの大義が建前であることを、
”武器を沢山使って○ぬまでゲームをやってくれ”と思っている人たちから、そうなるように仕向けられれたものに過ぎないということを知ったなら、
戦争はその瞬間に終わると思いませんか

もしも、戦場にいる全員が、
その戦争の原因だと思っていることが、
既にある知恵や技術、資金で解決できると知ったとしたら、
戦争はその瞬間に終わると思いませんか

生物学的に、
男性ホルモンは闘争心に火をつけます
種火があちらこちらで灯ると、氣は同調して火の勢いは一気に増します
燃え盛る火が集まり、火災旋風のようになればもう簡単には消せません

周辺の家々に母親と子どもがいようとお構いなしに焼き尽くしていきます
逃げ場が無くなればわたしたちにはもう為すすべはありません
子どもたちに覆いかぶさり焼かれるしかありません

わたしたちヒトに与えられた大脳は、簡単に騙されます
自分で考えた知恵やへ理屈ででもなんでもいい、
冷静さを保つこと 最低限それを死守すれば、
自分も、家族も、大切な人たちも、国も
くだらない戦争からはまもれるとは思いませんか

攻めてこられたら応戦することが本当に
わたしたち人間にできる 唯一で一番賢明な方法だと思いますか

できない理由よりできる方法を考える

わたしがしたいこと、啓め伝えたいことはここまでです
最後までお読みくださり本当にありがとうございました。


●本日お借りした写真

ウクライナに3年間駐在されたという細田薫さんの写真をお借りしました。


ウクライナには、小麦がよく育つチェルノーゼムという豊かな土壌が広がるがゆえに、この緑の美しい風景があり、また、肥沃な土壌のない周辺地域からの干渉を受けてきた歴史があるようです。
しかしいますでに、食料やエネルギー分布の不均衡を解消する知恵と技術をヒトは持っていると思います。
世界の土壌については、この本が非常に勉強になりました。


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